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第4回Robo-One J-Class大会レポート

【Robo-One Jr with Familyとは】
第1回Robo-One Jr-Classは、「家族でロボットを楽しもう」ということで操縦者が中学生以下という条件で行われました。
その後、Robo-One大会が高レベルになったため、「家族参加」という制限を緩和し、初心者クラスという趣旨のRobo-One J-Classになりました。
Robo-One本大会との主な違いは、
・資格審査がない。
・機体重量制限がある(1.2kgまで)
・予選は歩行速度で競われ、デモンストレーションがない
・本戦は1ラウンド制で行われる
・足裏以外がリングに触れたらダウンを取られる
(攻撃時に手をつくことができない。スリップもダウンと見なされる)

といった点です。

[b]第4回Robo-One J-Class 参加規格[/b]
身長:50cm以下
重量:1.2Kg以下
その他:バッテリーはロボットに搭載し、自立または有線でのコントロール。無線は使用不可。

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【 予選 】
Robo-One J-Classの予選は、コーナーからコーナーへの歩行速度で競われます。
2回トライして成績がよかった方が記録となります。
「家族でロボット製作を楽しみ、大会に参加してほしい」という趣旨から、家族チームでの参加には10秒の特典ポイントがあります。
結果タイムから10秒引いたタイムが記録となるわけです。
ちなみに第3回Robo-One J-Classの予選特典ポイント2秒でした。
2秒では結果にほとんど影響がないということで、今回は10秒になったと思われます。
この特典は大きかったです。
別途リザルトをアップしますが、タイムと記録を見ると特典10秒ルールで順位が大きく変わったことがわかると思います。

予選前半で、SubZeroが6秒台を出したときにはこのままトップを独走するか? と思ったのですが、ありまろ4が4.91、ZUBUROWKAが6.03が記録をたたき出しました。
ありまろ4は特典ポイントが適用されるために、記録は-5秒となりました。
ありまろ4は実力でもダントツの1位なので、特典ポイントがなくても予選1位であることに変わりありません。
他にも実力で好成績を出している家族参加チームはいくつもありました。
公式記録がマイナス値になってしまうと、特典10秒というのは加算が大きすぎるのでは・・・という気がしてきます。
このあたりはまた次回にルールの改定が入るのでは? と思いました。

今回はリングが新調されたのか、とても滑り易かったようです。
思うように歩けずに苦労しているチームもありました。
37体中ゴールできたロボットは27体。
上位16位中にKHR-1ベースが7体ありました。
予選通過記録は27.5秒でした。
特典ポイントが適用されることを考えると、一般参加者は次回は20秒を目指さないとならないかもしれません。

オムニシリーズ製作者、前田さんのSubZeroは2回目のトライでは、画像認識でチェッカーフラッグを追いかけて歩行するという技術を見せてくれました。
浅草ギ研の一撃必殺!!テクテク(さん)は、地磁気センサーでゴールを目指して歩行しました。
転倒しても起きた後に、センサーでゴール方向を探し歩きだすというのがよかったです。
予選結果は予選リザルトを参照して下さい。

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【 本戦 】
本戦の主なルールは以下です。
・3分1ラウンド制
・3ダウンノックアウト
・10カウントで立ち上がれない場合、TKO

今回から新たに、
・試合中に機体トラブルがあった場合、申請して2分のメンテナンスタイムを取ることができる。ただし、1ダウンカウントされる。
というルールが追加されました。
このルールはうまく機能していたと思います。
機体トラブルで操縦不能になったまま勝負がついてしまうというのは、参加者にとっても観客にとっても楽しくないですから。

1回戦では予選上位のロボットが次々と敗退してゆきました。
初期のRoboOneもそうでしたが、動きのよいロボットがなまじ積極的に攻撃を仕掛けていくと自らスリップしてしまう・・・といった感じがありました。
J-Classはスリップダウンという規定がなく、ダウンカウントを取られてしまうのでこのあたりは厳しいルールともいえます。
RoboOne大会では認められている、体の一部をリングにつけて攻撃するというのもできないため、どうしても攻撃が単調になっている感も否めません。
出場ロボット全体のレベルは前回より格段にあがっていて、試合は変化にとんだ面白いものになっていました。
私が気に入っていたのは「シンプルファイター」ですが、攻撃力がなくて1回戦で消えてしまいました。

今大会、一番残念だったことは3位決定戦で、試合開始前にM&M-03に機体トラブルがあり棄権となってしまったことです。
リングサイドでロボット起動中に基板がショートしてしまい、煙がモクモクと出てきたので驚いてしまいました。
せっかくの好カードだったのに対戦がみられなくてとても残念でした。

決勝戦は、小柄なG-Tune vs 本大会で一番足がながい松っちゃんの対決となりました。
松っちゃんの足技にG-Tuneが低重心を活かして攻撃を仕掛けてゆきました。
松っちゃんは長い足で絶妙にバランスを取っていたのですが、1回だけダウンをしてしまいました。
結局、この1回が決めてとなり優勝はG-Tuneの手に渡りました。
本戦結果は本戦リザルトを参照して下さい。

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【感想】
今回はエントリー数が44機と多かったので、どうなることかと心配していました。
予選・本戦を1日が終わるのかな〜と思ったのですが、運営がスムースでさくさくと進行していきました。
観客にも待ちストレスがなく、とてもよかったです。
個人的には今回のレフリーにはとても好感を持ちました。
一貫してクールにジャッジをしているところが、競技の緊張感を高めていてとてもよかったと思います。

当日参加したロボットは37体。そのうちKHR-1が16体、BTH021C1体、Robovie-MSが1体でした(私の目視確認です。勘違いあるかもしれません〜)
市販ロボットはそのままではレギュレーションに合わないため、カスタマイズする必要があります。
このあたりは「ちょっと頑張れば、誰もが参加できる」というコンセプトが上手に生きていると思いました。
第3回J-Class大会もKHR-1が多かったです。
前回は「同じロボットばかり出てきて、見ていて飽きる〜」といった感がありましたが、今回はそういう感想はありませんでした。
単に軽量化のためのカスタマイズではなく、オリジナリティがでてきていることとモーションもオリジナルになってきているので、同じKHR-1ベースでも製作者のコンセプトが活きているためだと思いました。
(私が修行を積んで、KHR-1を見る目ができてきたのかもしれません。笑)

第1回大会から、回数を重ねるごとに微妙に大会の存在意義を変化しているJ-Classですが、今大会を見学してますます微妙だなぁ・・・と思いました。
予選・本戦とも上位に名を連ねているのは、RoboOne大会にもエントリーしている方々です。
そうした点を見ると「二足歩行ロボット入門者のための大会」という企画意図がズレている気がします。

「初心者対象」とするのであれば、家族参加であってもJ-ClassにはRoboOne大会との重複エントリーは認めないといった考え方もあると思います。
ただ、RoboOneとJ-Classはレギュレーションや大会の審査基準が明確に違います。
RoboOneはデモンストレーションの比重が高く、エンターテイメント重視ですが、J-Classはロボットの機体性能のみで勝敗が決定します。
ある意味、純粋にロボット競技として考えたときにはJ-Classの方が競技性が高いとも言えるわけです。
J-Class参加者の中にはそこに魅力を感じている方もいるのではないかと思います。
RoboOne委員会が目指しているであろう「観客視点のエンターテイメント」「競技としてのクオリティ」「参加者の裾野を広げる」といった点を全てまかなう企画はなかなか難しい課題だなぁ・・・と思うのです。

まだまだ生まれたばかりの大会だから、今後もそうした課題をひとつずつクリアして参加者にとっても観客にとってもいっそう楽しいイベントになるといいなぁと期待しています。

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【私のお気に】
  • シンプルファイター
    今大会一番ユニークな機体でした。こういうの好きです。
  • 松っちゃん
    KHR-1をコンセプトを明確にして改造していると思いました。
  • 一撃必殺!!テクテク(さん)
    予選のデモンストレーションがよかったです。

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