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キングカイザー vs 繭 ロボアスリート3000での決戦

8/12、13に高松で行われた「e-とぴあサマーフェスティバル2006 〜ロボット・カーニバル〜」に参加してきました今回は一日目のロボアスリート3000の様子を参加者としてレポートしたいと思います

まず、今回の目的は自己記録(8秒23)を更新する事もさることながら、MAGIシリーズに勝つという事でした
ところが、大会の開催要項をしっかり読んでいなかった私はJ-class、Special終了後から前日までなんと、5000の旋回走行プログラム作りに集中して、操縦練習も5000ばかり...
今回は3000だけだという事を知ったのは、当日会場入りしてからでした
ああ、なんという事でしょう!! 私の1週間はなんだったのでしょう...

しかも、当日MAGIシリーズの新鋭・繭の走行スピードを見てぶっ飛びました

あわてて会場で直線走行のプログラムのスピードアップに取り掛かりました
しかし、3000で10秒を切る世界では、そんな付け焼刃が通用するほど甘くありません
キングカイザーはアスリート競技の場合はプロポ操縦なので、とりあえずプロポのスティックの角度で加速度をアナログ的に変化させるように仕込んで、あとは操縦テクニックの勝負に出ました

予選は1組目でした。今回は3回トライ出来るので気が楽です
1回目、まずはスタート直後からフル加速をかけてみました。案の定、2000mm程進んだあたりでコケてしまいました。素早く起上がって走行、ゴールしましたが、結果は15秒
2回目、今度は慎重に最低速度で安全に走りきり、11秒
3回目、安全に最低速度でスタート、ゴール直前でフル加速をかけて、9秒46
ちょっと安全に行きすぎたかなー? と思いましたが、Zipponさんによれば「繭はうまく行けば10秒切れるかも?」

という事だったので、とりあえず予選はこれでヨシとしました

さあ、いよいよ繭の予選がスタートしました
1回目、くねくねと曲がりながらも11秒です、なんかちょっと話が違うような雰囲気
2回目、まっすぐダッシュして7秒98?  えっ、いきなり8秒切ってきました
おいおい、話が違うじゃん>>Zipponさん
人の良さそうな笑顔にハメられました。世の中はそんなに甘くはないのです
3回目、今回もまっすぐ走っていましたが、結果は9秒8?

なんで、こんなに記録がバラつくの? もしかして...
Zipponさんの手元を見ていると、システムは違いますが、キングカイザーと操縦方法は同じようです
プロポのスティックの角度で加速度をコントロールしているようです
違いは繭は右スティック1本なのに対して、キングカイザーは左右2本を使っている点くらい
という事は、お互い操縦テクニックと運が勝敗を分ける要素になっているという事です

さあ、こうなってくると決勝の出走順位が勝敗を左右します
相手の記録を知って、後から走る方が圧倒的に有利だからです
しかし、そんな事を言えるのは今だからこそ、当時の私にはそこまで戦況を分析する冷静さがありませんでした
予選1位はもちろん"繭"、しかし2位は同タイムでキングカイザーとあいぼー4だったのです
ジャンケンで順位を決めて下さいという係りの人に向かって、あろうことか私はあっさりと2位の座をあいぼー4さんに譲ってしまったのです
今にして思えば、ここが勝負の分かれ目でした。決勝レースは二人ずつ同時に走るのです

予選3位となった私は、ライバルの1組前で決勝レースを迎えました
もちろん決勝は1発勝負です、本来ならばここで1発狙うところですが、頭の中にはある偉い人のお言葉が...
「イチかバチかの勝負に出るよりも堅実に・・」
そうです、ここでコケるようでは元も子もなくなってしまいます
今回は二日間競技なのです
しかし、先に走る私が繭に勝つ方法としては、ここで良い記録を出して操縦者にチャレンジを余儀なくさせミスを誘うという姑息な作戦しかありません
しかし、無理をして自分がコケてしまってはそれこそ元も子もありません
そこで、その目標タイムを8秒前後に設定しました

さあ、決勝レースがスタートしました
スタートは慎重に最低速度でスタート、そのまましばらく我慢です
幸いキングカイザーは真っ直ぐ走っています、私が設定した1800mm地点に来ました
神に祈りながらスティックを一気に倒します、フル加速!!
キングカイザーはそのままゴールを駆け抜けました。記録は8秒43
まずまずです

控え室に戻ると、次のレースに備えていたZipponさんがつぶやきました
「行くしかねえな・・・」
このセリフを聞いた時に私は内心「よし、作戦通り」と思いました

繭がスタートしました
Zipponさんの右手を見るとスタート直後からスティックはめいっぱいです、繭フル加速!!
しかし、フォースの暗黒面に落ちた私の願いも空しく、繭はそのままゴールを駆け抜けました
記録はなんと6秒台!! 完敗ですm(_ _)m
Zipponさんは繭の記録に自分でも驚いていました
先の「繭はうまく行けば10秒切れるかも?」というセリフにウソはなかったようです

この時、私は自分の冒した作戦ミスに初めて気がついたのです
予選順位を安易に譲ってはいけなかったのです
直前に私が出した8秒43が、繭の6秒台という記録を呼んでしまったのです
もし、決勝を一緒に走っていれば相手を見ながらのレースになるのでお互い、最初から
フル加速なぞ、かけはしなかった事でしょう

プロスポーツの世界で良く言う"開き直った"繭は勝負に勝ったのです

キングカイザー vs 繭 の対決は繭が勝利しました
ロボットの走行性能は互角でした
我がチームは勝負の駆引きとZipponさんの素晴らしい操縦テクニックに負けたのです

今回はロボットの性能以外の部分、勝負の駆け引きや、勝負のアヤについてスポットを当ててレポートしてみました
ロボットビルダーの人達にはしょうもないレポートになってしまったかもしれません
しかし、観客として見ているみなさんには、アスリートという単純な競技にもこういうメンタルな駆け引きがあるという事を知って頂けたら、もっと競技が面白く見られるのではないでしょうか?

でも、次は勝つぞー

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