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GP 2007 FINAL 青い稲妻への挑戦

先日参加したROBO-ONE GP 2007 FINALのイベントレポートです
今回は特に決勝戦のダイナマイザー戦にスポットを当てて、「青い稲妻への挑戦」という形でまとめてみました

前回のレポートはちょっと長すぎたので、今回は少し短くまとめてみました (でも、まだ長いかな!?)青い稲妻への挑戦
GP 最終戦前日、スタッフリハが行われているリングの上を疾風の如く駆け抜ける1台の巨大な青い機体がありました、そうです、新生ダイナマイザーです
スパーリングの相手をしているのは、過去に韓国巨大ロボをマットに沈めてきたマジンガア
8kgのMYROを倒したマジンガア必殺のロケットパンチを直立したまま跳ね返す巨体と重量、その巨体に往年のスピードが宿っています

ついに「青い稲妻」が重量級となってROBO-ONEのリングに帰ってきたのです

それにしても、5kg級のロボットがこんなに素早く動けるとは...
やっぱりダイナマイザーはこうでなくっちゃいけません
思い起こせば2年前、ダイナマイザーのスピードと華麗なハンドスプリングアタックに憧れ、その背中を追ってここまで来ました

「ひゃー、すっげぇなぁ、こんなすっげぇ奴と戦えるなんて、オラなんだかワクワクしてきたぞ」

おっと、DB風に喜んでばかりもいられません

まさかここまで凄いとは...家で準備してきたダイナ対策はRGC時のものなので全てご破算です
気分をリセットして明日までに一から対策の練り直しをしなければ
なんたって、ただ立って腕を前後に動かしているだけで、相手ロボットがバッタ、バッタと倒されていくのですから


そして翌日、GP 最終戦が始まりました
キングカイザーは1回戦のぺんと戦、2回戦のイーブ戦と勝ち抜いて決勝に駒を進めました
決勝戦の相手はやはり予想通りダイナマイザーです
前夜ダイナマイザー用に攻撃技を調整し、正パイロットの隼人君が搭乗し、万全の体制のマジンガアをあっさり倒し、1回戦でアリナちゃんの駆るアリウスを倒して意気上がる絶好調のメタリックファイターを瞬殺、まさに圧倒的な強さで勝ち進んで来ました

1回戦で敗退した光子力研九所のゆみさんが試合後のインタビューで「前回までは体格は大きくてもスピードが遅かったからなんとかなりましたが、これだけスピードが速いと回り込む事も出来ないし、どうにもなりませんでした」と語った通り、まさにパワーとスピードを兼ね備えた最強のロボットが今、目の前に立っているのです
レフリーの小林さんを始め、実況の土田さん、解説の先川原さん、他の出場選手、その全ての人達がダイナマイザーの優勝を確信したかのようなコメントを初めています

しかし、私は決勝のリングに向かう時、パイロットのKenに
「いいか、ロボットでは負けているかもしれないが、お前の操縦は負けていない! 操縦で勝つ!!」とハッキリと言いました

運命の決勝戦が始まりました

さっきまでとはうってかわって慎重なダイナマイザー、少し動きが硬い気がします
しかし、普通にパンチを出したら反動でこちらがふっとばされてスリップダウンをとられてしまいました。
これが2倍近い体重差の現実...
会場からは「やっぱり...」という様なため息が聞こえます

やはり作戦通り背後を取りに行くようにKenに指示します
Kenは動きの硬いダイナマイザーの背後にうまく回りこみ、右ストレートで先制のダウンを奪います

ここまでは作戦通り

しかし背後からダウンを奪われたダイナマイザーは、今度はリング際に位置取りをし、リングの外に背を向け、背後のスペースをつぶしたポジションを取ってきました
さすがはタクミ君、元祖ニュータイプは伊達じゃない

しかし、実はそれもこちらの想定内
今のダイナマイザーはボクシングで言うところのいわゆるロープを背負った状態です
ただでさえ体格のデカいダイナマイザーがロープを背負えば動きが極端に制約されます
自ら自分の得意のフットワークを封じてしまうことになるのです
もちろん、真正面からの打ち合いに自信をもっているからこそ、そのポジションを取ったのでしょうが...

しかし、こちらとすればダイナマイザーのスピードを封じた事には変わりありません
そして、昨晩のうちにこういう場面を想定した、真正面から倒す必殺パンチを用意しておいたのです
Kenにセカンドフェイズ移行の指示を出します
真正面から打ち合う両者、じりじりと間合いを詰めるキングカイザー
そして、ダイナマイザーの右ストレートより一瞬早くキングカイザーの右アッパーがダイナマイザーを捕らえました
この瞬間の為に用意した、対ダイナマイザー専用の必殺アッパーカットが決まりました
右手を差し出しながら、スローモーションの用に仰向けに倒れてゆくダイナマイザー

会場が沸きます

ついに重量級のロボットをパンチで仰向けに倒したのです
この時はあんまり嬉しくてガッツポーズを二度もしてしまいました。すいません

リング際のきわどい位置で起き上がるダイナマイザー、しかし、その直後前方に転倒してしまいます。更に起き上がるも、再度前方に転倒
一瞬誰もが転倒のショックでメカに何らかのトラブルが発生したのでは!?と思いました
会場がどよめきます
しかし、3度の転倒から起き上がった後は普通に動き出しました
レフリーから確認が入ります。大丈夫と念を押す、スギウラ父
その父とタクミ君の表情を見て、、、わかりました

今のは操作ミス、多分起き上がりコマンドを二回続けて送ってしまったのでしょう
という事は...二度のダウンを取られてかなり動揺しているな、タクミ君
チャンスは今です、タイマーを見ると残り時間はあと1分もあります
素早く作戦変更を指示します

ドラクエ風に言えば「いのちをだいじに」から「ガンガンいこうぜ!」に変更です

Kenに「スリップしても、やられても良いからガンガン攻めまくれ」と指示を出します
今回は3ラウンド制、ここを逃げ切られて次のラウンドに持ち込まれたら、せっかく奪ったダウンカウントもリセットされ、気持ちも落ち着き、体制を立て直してくるでしょう

ここが勝負どころなのです、ここで決めなければ勝てない!

操縦者の動揺のせいか、ダイナマイザーの動きが極端に悪くなっています
私の焦る気持ちとは対照的にKenは冷静な操縦で試合再開後わずか10秒で3度目のダウンを奪い、あっさりと優勝を手にしてしまいました
なんてヤツだ

こうして青い稲妻への挑戦に勝ったキングカイザーは同時に念願のGP チャンピオンになることが出来ました
先日のRGCのもん☆戦といい、毎回決勝戦は凄い強敵ばかりで勝利の嬉しさもひとしおです

それにしても毎度の事ですが、今回のKenの操縦は特に凄かった
決勝戦にピークをもってくるのはいつもの事なのですが、今回は特に切れまくっていました
私の立てた作戦を確実に、いやそれ以上に遂行してくれる力は本当に凄いです
RGCの時にもいいましたが、凄いのはキングカイザーではなく、Kenなのです

大会終了後の懇親会の席で皆さんから口々に「強すぎる、なんでそんなに強いんだ!?」と
質問攻めに会っている時、サンライズの井上さんが皆を制して静かに言いました


「彼はね、シャアなんだよ」



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