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第十回ROBO-ONE観戦記

【入場編】

 朝7時。心配された天気も問題なく、素晴らしい晴天であります。

 徹夜組の皆さんはぎりぎりまで調整をされていた様です。結局幹事部屋で寝させてもらい、うじさんから教えてもらって朝風呂へ。朝から風呂入って食事出来てロボが見られるなんて、なんていい身分なんだろう。ああ幸せ。
 昨日のチャットで「旅行に行きます。山形に。ロボット見に」と言ったら、皆さんに微妙な反応をされたのは、あえて見過ごす方向で。

 部屋に戻ってきて、ちょっとゆったり。いしかわさんからエルエルパレスの本業のお話を伺ったり、何故か出てきた、燃えよペン+ダ・ヴィンチ・コードみたいな感じの同人誌にはまっていたり。

 そうこうしているうちに朝食の時間。皆さんなんだか、すでに何かをやりとげたか、何かをやりとげられなかったか、そんな感じの表情ではあるんですが、全てはでもこれからです。

 9時。
 宿の方にマイクロバスを出していただき、各員、順次会場となるTASセンターに移動です。会場は結婚式の披露宴会場のような雰囲気。本日も前回と同じ方式で、リングを二台並べての、互い違いに演技を行う形となるようです。
 準備中の会場にはROBO-ONE宇宙大会などのデモ映像が流れ、撮影部隊の皆さんが三脚を取り出し、準備に取り掛かっています。
 会場のよくみえーる位置に陣取ります。早く会場入りするキモはここにこそあります。

 10時30分。
 会場には、資格審査が10時50分まで延長されるアナウンスが流れます。
 会場の背後には企業ブースが展開され、いろんなものが展示されています。
 バンダイ謹製、圧倒的に巨大な1/12ガンダム。
 マノイPF01、そして何かに似ていると思っていたらストームトルーパーに似ていると今気付いたAT01群。あとミャノイ(GIYさんカスタム)。
 Pirkusの新型らしきものも登場。しゃがんだ姿勢で待機中でした。

 さて、ちゃんと準備しておかないと、そのうち指がおっつかなくなります。まずは準備こそ肝要。席に戻ってノートを取り出し、支度を始めたところ。
 隣に陣取ってビデオカメラをセットしていたのは、三月兎さん。あれこれ話をして、ものすごいご協力頂いたおかげで。ビデオカメラの電源タップを一箇所使わせて頂ける上、なんと事前に予選出場順にリストを作成する事が出来ました! 事前の準備はかつてなく万端、今日はバッテリの心配も無用です。まさに無尽蔵ッ(コンセントつないでるので当然ですが)。わーい。

 いやまあ、その。毎回毎回、なにが大変って、この出場順に並び替える作業を、メモ取りと並行して進めるのが、それはもう大変で大変で…。
 「8分、それだけあれば間に合う」などと、なんだか自分本人がロボットアニメの人みたいな事を考えつつ。開幕の2分前くらいに、ようやく更新版リストが完成。
 リストはある、電力は遣い放題。これまでにないほど万端に準備が(自分だけですが)整う中、10分遅れの11時10分。第十回ROBO-ONE予選、いよいよ開幕宣言です。

 開会宣言の後。
 まずはいつものように審査員と運営委員の紹介のあとは、西村委員長のご挨拶。
 今大会のエントリー数は113体、資格審査通過機体は70体ほどとのこと。今後のROBO-ONEはF-1を目指す、と云う目標を持ち、ASIMOも出られるようなルールを持っていく、との事。

 予選は12時20分まで午前の部、12時50分から午後の部。午後5時に終了するよう、順次休憩を挟みながら予選を進めていく、との事です。リングは前回大会に引き続いて二台使用。一台で演技をしている間、もう一台で準備とセッティングを行うことで、おおよそ一時間に20体、3分に1体のハイペースで行われる事になります。
 このうち上位32体が決勝戦へと駒を進め、白兵戦へとフェイズが進む決勝は明日。32台のロボットによる、計32試合(及び恐らくランブル二回)が行われます。

 予選の資格審査は、これまで同様。2分間の間に、各ロボットが自律動作で、規定演技を含めたデモンストレーションを行います。前回までの「走る」に対し、今回の規定演技は「うさぎ飛び」。審査委員長からは、この判定については厳しく取っていく、とのコメントが入ります。また、規定演技以外にも、早く走る事はポイントが高いとの事も。

 さて予選に先立って。マノイATによるデモが、まず真っ先に行われます。うさぎ跳びも行うなどアピール。途中からは、スギウラファミリーチューンの先行量産型、青いマノイも登場。
 片脚立ちなどを連続して披露したのち、デモは終了。9月末、147,000にて発売予定とのことであります。

 さてさていよいよ。早速、予選競技の開始であります。 

【予選編(1)】
【午前の部】

1 195 クロムキッド KUPAKUMA

 まず先陣を切るのは、鮮やかなエメラルドグリーンが印象的なロボット、クロムキッド。両肩に、両端のめくれたスキー板のような増加パーツを装着しています。あれはどういう動きをするんでしょう。
 なるほど、肘から先がまるごとアームになっているんですね。この腕を駆使し、間合いが随時拡大する攻撃モーションが展開します。また、兎跳び用に足裏にグリップを装備し、それを使用することでジャンプしつつ前進する、との事。うさぎ飛びはただ跳ぶだけではなく、うさぎ跳びの定番、タイヤにロープをつけて引っ張ったり、兎飛びで段差を乗り越えて登ったり、とバリエーション豊かに披露。よく見ると、頭にも耳っぽいパーツがついていますね。
 攻撃モーションは、攻撃を放った後すぐに後退し、また接近して叩く、と云うヒット・アンド・アウェイ戦法です。うさぎ跳び用グリップで機動性が上がっている様ですね。

2 201 Frosty フロスティデザイン

 腕に緑色のボールのようなものを装着した、銀色のロボット・フロスティ。腕を上げたファイティングポーズから、歩行、横歩き、力強くしゃがんでから、兎跳びを披露… しますが、猛烈な勢いで震動して前に倒れてしまいます。
 膝が非常に大きく曲がり、腿が大きく上がるフロスティ。やろうと思えばかかと落としもいける稼動範囲です。腕をついて起き上がり、またそこから、姿勢を完全に丸めた、頭を抱えたような防御姿勢へ。脚を伸ばした姿勢で伏せ。最後は時間に余裕を持っての終了となりました。

3 69 ヤンヤン 井伊 祐介

 ドーム状の頭部を搭載したヤンヤン。まずは「ゆっくりとした兎跳び」を披露し、モーションを説明したあと、まずは前進しない兎跳びを披露。ジャンプして着地した時に後ろに転んでしまいますが、確かにジャンプしています。
 2,3回跳んで、後方に転んだ拍子に頭が取れてしまったりした後、ちょっと不安定かな、と云う前方兎跳びを披露。ううん、やっぱり転んでしまいます。そしてまたも取れる頭。
 歩行のデモは、連続しての横や後方への歩行、カメラを使っているのか、対象への距離を認識して自動的に車間距離を保つような姿勢になっているようです。
 前回は予選参加最下位だったとの事。リベンジなるか、評価の気になるところです。

4 107 T-9 ふるた

 細身のロボット、T-9。空手のような礼から、一寸不安定含みながらも、大股な歩行で前進。あきらかに跳んでるのがはっきり判るほど、大きく跳んだ兎跳びで、後方へと連続ジャンプを披露します。後ろに飛ぶときに腕を振って、バランスを取っているみたいですね。
 どよめきの起きた兎跳びの後は、左右へのステップと前方起き上がり。後方起き上がりのデモは、なんだか準備のねっころがる姿勢が妙にリアルで格好良い感じで。
 2分をフルに使い、最後も礼で締めての綺麗なデモでした。

5 315 RX-00 CARGO RX

 ROBONOVAの改造機、RX-00登場。兎跳び用に脚まわりが強化されているらしく、膝のあたりに追加パーツの影が見えます。左右への横歩きから綺麗な兎跳びを5回連続で披露。兎跳びは安定していたんですが、起き上がりの時の転び方具合がちょっと不安な感じを誘います。
 製作者さんとのゆるやかな掛け合いで、汗を拭いたり肩をすくめたり、相手のロボットを油断させて平手(裏拳説も)を打ち込む作戦などを披露。最後はHGな勝利のポーズで締め、としました。
 CARGOさんは初参加とのこと。奈良から来られたとの言葉に拍手が巻き起こります。

6 241 ファイマン 5 AIR

 青い目に巨大な爪を装備した、青いファイマン登場。ちょっと起動直後にトラブルが発生してしまったようです…… 大丈夫でしょうか?
 30秒後、回復。片腕にサーボ一個分の重量となる重し(おにぎり)を持たせたまま、片脚バランスにうさぎ飛び、走行などを次々と披露。
 今回はすでに無線システムと攻撃モーションを仕込んであり、即戦える状態、との由。ボールに向けてのキックのモーションを披露。最後はたぶん、ヒートシンクの説明中に時間切れとなってしまいました。

7 319 Brownie04 ジャンクバルク2世

 肩幅の広い、ヒロイックな体格がかっこいいブラウニー。特徴は稼動する「つま先」です。
 まずはつま先を使っての兎跳びから開始、爪先立ち… は転倒してしまいますが、前方後方への歩行、膝を伸ばしたまま安定した大股歩きを披露。非常にかっこいい、堂々たる歩きです。
 前転から、足先をうまく使っての起用な起き上がり。うさぎ飛びはディスプレイを別角度から見ると、ちゃんとつま先で飛んでいるのが判りますね。
 大股歩きは途中でちょっとバランスを崩して転倒してしまうものの、非常に格好良い動作。綺麗な動きで締めとなりました。

8 213 締め切りF インプレスTV

 高橋敏也さん作成によるのは、攻防一体の巨大な盾。締め切りシリーズ最終モデルの締め切りファイナル…… いや、予定を変更して「締め切りフューチャー」になったそうです。むむ。
 兎跳びから、大きな腕を披露しての腕立て伏せと横突き、腕を一杯に伸ばしての、オムニゼロを彷彿とさせる上体回転攻撃など、攻撃的なモーションを連続披露。がちがちと盾を打ち鳴らし威嚇する様は、まるでそう。あれです。悪魔騎士ジャンクマン。
 何気なく、前に進む兎跳びも披露。盾を使っての倒立を披露。足裏で立つよりもこちらのほうが安定しそうな気がしますが。
 最後には、周期を大幅に高速化した、連続最速兎跳びを時間ぎりぎりに披露。終始安定した動きでアピールでした。

9 4 トコトコ丸 ちーむトコトコ

 いよいよ登場、トコトコ丸。紫の髪に陰陽師っぽい衣装で、今日も今日とて雅やかです。不安を感じさせない安定した歩行はさすがの一言。後方八の字歩行などを、まるで当然のようにこなしていきます。両腕の扇を広げての舞から仰ぐまでを連続披露。
 兎飛びで一回跳んだ後、歩行の安定性をアピール。ピコピコハンマーを持ち出して、歩くトコトコ丸の後頭部をぴこぴこぴこぴこ叩きますが、なかなか倒れません。前方からハンマーで押さえても倒れ… あ、倒れましたね。
 「なんかちょっと虐待っぽいですけど」と云う声も飛びますが、トコトコ丸さすがの安定性。飛騨大会の再来なるか楽しみです。

10 295 まさよし NCCロボ科

 あれはグローブでしょうか? 横長のボディに大きな黒い腕先をつけたまさよし。段ボールの椅子から立ち上がり、中央へと歩く最中転んでしまいます。
 脚を大きく上げたモーションは、一寸不安定というか力みが抜けない感じ。なんでも前日に膝のサーボが壊れてしまったとのこと。
 兎跳びは膝を抱えて確かにジャンプ。一回ごとに後方へ後方へと退いてしまいますが、後ろが重いのかも知れませんね。
 格闘モーション、腰のひねりをパンチに乗せた攻撃は綺麗なモーション、運動エネルギーが勢い良く伝わりそうな感じです。
 最後は挑発のモーションを放っている最中、終了となりました。

11 146 ドリラー 法政大学電気研究会

 喋りの小気味良い製作者さんと、両腕がかっこよくとんがったドリラー。ドリル腕先を地面についての起き上がりから。捨身攻撃はしないのをポリシーに、移動しながらの攻撃を重視しているとのこと。歩行で前進しながらの正面突きとアッパーカット、最後は岩の模型をドリルで突き崩して、中からうしくんを取り出して終了となりました。
 電気研究会は総勢11名のチームで参加されているとのこと。決勝進出に期待がかかります。

12 273 ナガ・レインボー 長井工業高校機械システム

 地元、長井工業高校のチームが登場。胸にハートマークをつけたナガ・レインボー、これはKHR-1の改造機のようですね。兎跳びから、脚を大きく上げて力強く四股を踏むモーションを披露。がっちんと床を打つ音が聞こえてきます。倒立のデモを披露… あ、足裏にも虹型のモールドが。
 起き上がっての安定した小走り、ちょっと小刻みなチョップ、うつ伏せからでんぐり返しての起き上がりなどを次々と連続して披露。先川原さんから「ちゃんと兎跳びに挑戦している」と好評価でした。ロボットボーイズとか言われてましたが、果たして。

13 2 ダイナマイザー スギウラファミリー

 ここで登場、小さな巨人ダイナマイザー。なにやらロープが持ち出され、何事? と思っていたら。なんとしょっぱなから意外な登場の仕方をします。リング上にロープをわたし、手足でしがみつき、綱渡りをしながらイーグル風の登場です。綱をつたって移動したあと、脚でロープにぶら下がって頭頂部からごツんと落下。
 起き上がって歩行、片脚で立って両腕を広げ、ひらひらと上体を振る、飛行機のポーズから、さらに両手先をついて倒立。上体を逸らせた喜びのポーズから、兎跳びへと移行。
 両腕を背中側で組む本格的な兎跳びのポーズから兎飛びへに移行するも、最後の最後で前方へと転倒してしまいます。これは点数にどう響くんでしょう… ちょっと心配になる流れです。

14 37 ボルボックス ロボ・タスティクス

 四角い胴体に手足の生えたボルボックス。山形大の学生さんチームの手によるチームのようです。「イタリアの某選手」と描いたものを頭突きで倒したり、フラットな頭頂部を地面にぺったりくっつけての一点倒立などを披露。なんか製作者さんのものすごい勢いの喋りで押し切りそうな雰囲気です。時間がまだありますよと言われて、持ち運び用のハンドルを掴んで「持ち上がります!」て。
 地元のメンバー4人での作成によるもの、と云うことです。

15 10 Metallic Fighter 森永 英一郎

 古豪メタリックファイター登場。渋いカラーリングは今日も健在です。挨拶から開脚屈伸、一寸お前に転んでしまいますが、脚を完全に開いての開脚。3.5kgと云うメタリックファイターが、うさぎ飛びではごがんごがんと豪快な音を立てつつ大跳躍、ものすごく跳躍します。
 続いては攻撃モーションを連続披露。腕を振り脚を振り、トンボ帰りのような前方連続蹴り、腕を使っての逆立ちは途中で固まってしまいますが、最後は自力復帰し、片腕を突き上げてのガッツポーズで締め。
 「今回はリングは持ってきていないけど違ったものを持ってきました」「何を持ってきたんですか」「ひみつです」 なんでしょう。今後出番があるんでしょうか。

16 102 R-Blue 吉村 浩一

 白いアーキタイプ、こちらも古豪R-Blueの登場です。挨拶から綺麗な前屈と後屈、長い脚を綺麗に折り曲げての屈伸から、オリジナルとなる腕立て伏せ。これはいきなり高速腕立てに移行。片脚をそろえて立ち上がったと思った直後、いきなりものすごい勢いで兎跳び。一回目で転倒してしまい、素早く立ち上がらせますが、ものすごいスピードでの脚の伸縮。下手をすると手を挟みそうな俊敏な動きです。すごいなあ。
 最後はボールを蹴るモーションが入りますが、ボールの準備がちょっと間に合わず、でした。

17 337 Reborn DA-YAMA

 複雑なパターンの貼り付けられたKHR-1改造機でしょうか、センサーを追加したモデルで、不屈の再生を誓い、その名をリボーンと定めた、との由です。
 駆け足による移動から自動起き上がり、小突いても倒れない、と云う安定性をアピールした後、腕立てから片腕腕立てに移行しますが、これはバランスを崩してしまいます。兎跳びはちゃんと腕を後ろ出に組み、小刻みながらも兎跳びを披露。腕をほどいて振りながらの別バージョンも披露し、時間ぎりぎりの終了となりました。
 この方も初参加、目指すは自作機による搭乗、とのことです。

18 24 ivre ゆ

 エッジの立った設計が非常に男らしいイーヴ、今回も長大な手先をつけての登場です。真っ先に兎跳びをがんがん連続で披露してクリアしたあと、両腕両足を完全に展開してXの字型に前進を展開。脚にサーボを7つしか使っていないことなどを解説します。
 前方後方への移動を難なく披露した後、長い腕で地面に設置させ、反動をつけて上体を反転させる、体操選手みたいな豪快な逆立ちを披露。
 最後はもう一度、豪快な兎跳びとXの字開脚を披露し、終了となります。

19 65 T-Storm tom-I


 KHR-1改造機なんでしょうかTストーム、まずは走行から兎跳びを披露。倒立から、頭頂部だけで倒立する一点倒立に入り、さらにそこから首がぐるんぐりんと廻る事で、前進のほうが廻るというブレイクダンスな動きを披露。脚でバランスを取っているとのこと。
 ボールを蹴るデモのあと、片脚立ちから片脚屈伸、飛行機からさらに、後方に上体を振ってのいわば後方飛行機を連続して披露。「安定性を重視した」と云うコメントの通り、非常に優れたバランスをアピールしてのデモでした。

20 335 EMMA-U0A ROBO-ENGINE

 これは小さい。非常に小さいキュートなロボットです。宇宙大会想定で、身長は2/1、重量は4/1、かかった手間は6倍とのこと。フレームからサーボまで、ほとんど部品を自作しているとのこと。片脚を大きく跳ね上げての蹴りから腕立て伏せ、ゆっくりした歩行から横歩きを次々披露。兎飛びの行動はでも6分の1だそうです。
 最後は腕先で小ペットボトルを掴んで持ち上げ。投げ飛ばすのではなく、持ち上げてしまいます。そのまま放り投げると言う技を披露しました。

 さて、これで午前の組、21体のデモが終了です。
 午後は13時10分からの開始となります。

【予選編(2)】
 13時10分、午後より協賛各社によるCMタイムとなります。ROBO-NOVAのデモから開始。
 なんかものすごい色がいっぱい増えていますが、秋の新色なんだそうです。なるほど……。従来の黄色に加え、銀、黒、青、赤、ピンク(本当は紫)の5色が追加。
 なるほど先生、これでROBO-NOVAレンジャーが可能になるわけですね。六人目の戦士(注:銀色)までカバーしていてフォローもばっちりです。緑の人のことは考えない方向で。

 続いてKHR-2の紹介などのあと、後半戦の開幕となります。

【午後の部・1】

21 200 MAGI-Type-01 Project MAGI

 後半戦はまずMAGIからの登場、長身軽量のMAGI、脚にはレッグウォーマー状のものを巻いています。腕立て伏せから起き上がり、後ろ方向からの起き上がりなど、そしてスムーズに兎跳びに移行。垂直にかなり大きく飛んでいきます。歩行はちょっとバランスを失ってしまいますが、旋回しながら歩行を行っていきます。
 歩行中に腕を変わった角度に曲げつつの歩行などを披露、踊るように前進した後、立ち止まってのダンス。ちょっとした拍子で前方に倒れてしまったりしつつも、2分を使い切っての終了となりました。

22 147 RL03 Indra 大同工業大学 ロボット研究同好会

 赤と黄色のフレームが印象的なロボット、インドラ。まずは兎跳びから入りますが、初段で少し転倒。起き上がりの後、足元に引いたシートを、倒れつつも兎跳び前進で突破。ゆっくりとではありますが、着実に飛んでいきます。
 そして今度は変形を披露。立ったまま上体がぐるりと股下まで回り込み、両腕が腕と尻尾になると云う、ビーストウォーズのメガトロン風に恐竜モードに移行。変形中は足裏以外は接地しないと云う、ダウンを取られず変形できる親切設計です。
 最後は人間型に復帰し攻撃モーションを披露、終了となりました。

23 128 マキナ 千葉工業大学総合工学研究会Mチーム

 全てが自作の銀色ロボット・マキナ。旋回し移動しつつの攻撃を繰り出します。両腕を後ろで組んだ普通の兎跳びと、跳躍距離重視型の兎跳びと、一つの目的のモーションを、何種類も作成する、と云う理念で動いている様ですね。
 横歩きから脚を大きく上げての蹴りまで披露。頭上をはるかに越える大きな蹴りでも、安定性は崩れません。綺麗なモーションでの蹴りをいま一度繰り出して、デモ終了となりました。

24 343 極 極・PROJECT

 細い黒い手足に、四角い頭。なんだか不思議な形状のロボット、極と書いて「ごく」と読みます。
 頭に緑と黒のLEDが転倒し、極が自力で電子ボイスを披露。腕は肘のない一本構造、脚はなんて言うのか不思議な構造をしています。
 終始製作者さんとのかけあいでデモは進行。規定演技をやると言って、本を上り下りと云う規定演技を披露。「よくやったけどそれは二年前の規定演技だ」「キイテナイ」と言ってから、兎跳びを披露。やるなあ。

 脚に巻いてある黒いものはストッキングだそうです。ロボガレージのFTにリスペクトして…… だそうですけど…… どうなんだろう。変な質感のかっこいいロボットでした。

25 92 レトロ スギウラブラザーズ

 手のC型もまぶしいレトロ。テーマはロボットとの共存、とのことで、まずはお茶を運ぶところからスタート。中身をこぼさないようにするには、上体がぶれない歩行をさせなくてはいけません。これは地味ですけど、うまい動きですね。
 なんだかちょっと震動しちゃってますが、ダイナマイザー譲りの飛行機で安定性をアピール。歩行と横歩きで戦闘の動作をアピールしたあと…… 手に持ったのは、ハンドベル?

 C型の手先にハンドベルをつけて、製作者さんと一緒に演奏を披露した後、ちょっと手違いがあったのか「これから兎跳びをやります」と言った直後に、「3,2,1,0」と、まるで狙ったように見事なカウントダウン。
 先川原さん曰く「間に合わないと0点」だそうですけども、どうなってしまうでしょう。

26 45 レイヤードX ASURADA





 さて、不思議な形状の可変ロボット・レイヤードX、四足から二足に立ち上がり、トランスフォームするデモが登場。今回は腕先が赤、足先が青に塗装されており、腕と脚を取り違える心配はもはやありません。しかし腕と脚を入れ替えてしまって、90度曲げた上体で立ち上がります。
 変形デモのあとは、なんと合体デモ。レイヤードXの上にKHR-2が乗り、シンクロした動きを披露します。イメージとしてはKHR-2がレイヤードXを操縦している、と云うイメージで、すごいシンクロ具合です。おっもしろいなあ。
 最後はレイヤードXから、自力でKHR-2がすとんと滑り降り、二体揃ってXポーズ。非常にかっこいいデモとなりました。

27 35 KHR-GYAN SLAN

 頭頂部になにやらアンテナのついたギャンの頭と外装、サーベルとシールドを装備したKHRギャン登場。サーベルでの精密な突きから、腕の反動に頼らない兎跳びを立て続けに披露。
 最後はラウンドシールドを花笠に見立てて踊りを披露し、時間を使い切ってデモの終了となりました。
 ちなみにデモ終了後、モノアイも光らせていました。細かいです。

28 51 Cavalier えまのん

 紅白に塗り分けられたボディに生まれ変わったキャバリア、ヒロイックな外観になっています。
 まずは兎跳びニ種を披露した後、攻撃モーションなどを繰り出します。高速パンチから90度ターン、前後方からのひねりを加えた起き上がりから披露。……あ。足裏には、えまのんさんのロボットにいつもついてる回転テーブルがついてますね。

「兎跳びの練習でサーボを壊した事はありますか?」「ありません。今日ここにきてから練習仕込みましたから」との事。二週間で完成した由です。

29 14 キングカイザー マルファミリー

 さあ登場、赤いですキングカイザー。スペシャルに登場した機体を軽量化したもので登場。ジャンプを各種披露するとのこと、まずは扇形に旋回しながら進む横方向ジャンプ、大股な兎跳びから、かなりの段差の階段を兎跳びで登ります。

 ええと、キングカイザーがジャンプしているあいだに、製作者のマルさんが、階段をきっちり一段分ずらすことで、「階段を登る」と云う演技です。「これは難易度の高い演技です。私の難易度が」とのお言葉でした。
 二週間うさぎ飛びの練習ばかりしていたものが、柔らかい着地を行う事で、部品の破損もなくここまで来た、との事でした。
 西村委員長からは、「ソフトだけでここまでジャンプするとは」との声が上がっていました。

30 25 か〜る 道楽、

 道楽、さんのか〜る、まずは発射体、輪ゴムを飛ばすところから開始。今度はうさぎ飛びを披露。ちょっと小刻みな姿勢から片脚立ちして、片脚兎跳びを披露。小刻みですが、確かに片脚で立って、というか座って飛んでいます。
 前方後方へ旋回しつつ歩行し、非常に早い横方向への移動。今度は2.7lのペットボトルが登場、抱きついてもろともに投げ飛ばして見せます。
 最後は時間切れ寸前、横パンチや兎跳びを繰り出す最中にバッテリが弱ってしまい、ちょっと力弱まっての終了となりました。

31 158 電龍RO03 佐々木 宏一

 腕にフック状のパーツがついた、鮮やかなブルーのフレームを持つロボット・電龍です。ソフトからハードまで、全て自作のロボットとのこと。まずは兎跳びを難なくクリアしたあと、製作者さんが材質や能力について説明する中、歩行や旋回をゆっくりと披露します。
 両腕を突き上げての攻撃モーションなどを時間いっぱいまで疲労し、終了となりました。制作期間2年との事でした。

32 316 TR2006 鶴工ロボティクス

 これもKHR-1改造機でしょうか、音声認識を搭載していると言うTR2006。なんていうか、非常に小刻みな兎飛びをクリアした後、腕立て伏せ&高速腕立て伏せを披露。ゆっくり立ち上がった後、エアギターのポーズを披露。ピックさばきと上体の反り具合が、なんだかとってもそれっぽい感じですねー。



 最後は拳を突き出す決めポーズで締めであります。

33 60 Black-Blade TeamLilac

 赤い瞳と髑髏は顔に、爪は白骨のように両腕に。謙虚な悪役風の新型ロボット、ブラックブレイドです。蠍のように爪を振りかざす動きから、なめらかな兎跳び、つかつかと力強い前進から、機動性と腕をアピールする動作を次々と披露。
 製作者さんはほとんどコメントせず、ひたすら静寂の中をロボットが動き続ける、ストイックなデモ。途中で一回リングから転落してしまったりもしますが、力強く安定した動き。ベスト8を乗り越えて、ブラックシードを超えることが出来るでしょうか。

34 56 ニュートリノロッソ 飛騨神岡高校

 前回大会の飛騨神岡高校より長井に登場、赤いボディと黄色い手先がかっこよいニュートリノ・ロッソの登場です。ボディがまたキュートになってますね。横歩きから腕立て伏せのあと、HGやキャメルクラッチなどの物まね、頭突きから、思った以上にスムーズな兎跳びと、演技とネタを半々に織り込んでの、これはかなりユニークなデモでありました。
 飛騨から長井へ先生の車で、休憩も挟んで9時間ほどの行程との事でした。

35 341 MS-02 宇宙型アタモ オマタ

 頭の上で何か旋回しています、四角いロボット・アタモ。兎跳びをした瞬間に、脚の下に定規を通して、うさぎ飛んでいる事を自ら証明してみせます。
 宇宙大会を想定しているモデルとのことで、機体はチタンを利用し軽量化。手足を折りたたむ事で、20cmx20cmの箱の中にボディが納まり、また太陽電池で頭のプロペラ(だそうです)を回転させる機構を持っているとの事。
 箱に入った時に機体がフリーズしてしまい一時はどうなることかと思われましたが、もう一度箱を被せたりしてなんとか復帰。最後は毒霧としてスプレーを製作者さんが押して終了となりました。

36 3 AFURO(A-Do Type10) すがわらゆうすけ&影

 迷彩模様のキャップを被ったアフロが登場です。まずはうさぎ飛びを披露している間に、すがわらさんがデモの内容を説明。お客さんが操縦することで、仮想標的を倒す、と云うデモです。
 会場でお客さんが1回手を叩くと旋回開始、二回手を叩くと前進、連続して拍手すると、頭突きを繰り出す、と云う事で、すがわらさんの先導で会場からばりばりと手拍子が巻き起こります。

 観客が手拍子を打つと、アフロが旋回を開始。すがわらさんが間近で、もう一度手拍子を打つと、停止します。同じ調子で前進し、停止。最後は会場から大きな拍手で、アフロが前方に吹っ飛んで、標的に真っ向体当たり。リングの下まで吹っ飛ばして、見事な成功となりました。

 凄い面白いというより、素直に楽しいー! と。参加型というか、こういう風にお客さんを巻き込む、巻き込めるデモって言うのは、ものすごく独自のものがあると思います。音声認識センサーがある時、こういう使い方を思いついて、実装して、、実演して出来てしまうって言うのはすごいことだと思うんです。行う人の方に、かなり資質を問われる切り口だと思いますけど、こういうことが出来るから、アフロは人気があると思うんです。いいなあ。

 それはいいんです。それはいいんですけど、仮想標的…… メタボリックファイターって……。

37 270 AeroKid いすぜん

 さて、非常にユニークな形状のロボットの登場です。一見して普通の人間型ではないことがはっきり判る、膝に特別関節というか、触角のような、何か尖ったものがついているエアロキッド。Jクラス第七回に出た時から、膝腕(仮名)に動作軸がついたことで、前進への干渉や標的位置の探知などを行い、膝の角度で膝腕を操作することで、色々な攻撃を繰り出します。
 膝腕が旋回し、また収納も出来る事で、かなり意外な形を持つシステムです。本戦でどういう使われ方をするものか、これは是非見てみたいですね。

38 13 Neutrino X 飛騨神岡高校

 クールでソリッドな外観、ニュートリノXの登場。脚が細くてかっこいいですねー。走行から旋回、高速走行、そして蛇行しながらの前進など、安定した移動を次々と繰り出します。そして今度は見てはっきりと判るほどの高い兎跳び、そしてさらには、兎跳びの姿勢で腕を真横にブンと振って体を90度も旋回させると言う、横回転ジャンプを披露。体操選手のような見事な動き。
 これは今まで他のロボットが見せなかった動きでした。空中旋回の得点、いかほどのものになるでしょう。

39 6 OmniZero.3 前田武志

 フェーズが進み、.3に進歩したオムニゼロ。フォルムは従来のものと同じですが、上体がかなり大きく、マッシヴなイメージです。脚にはセンサーらしき光っているものが見えますね。
 安定した歩行から、大きな腕を振っての重いパンチ。さらに画像認識での兎跳び、目の前ににんじんをぶらさげて認識させ、兎跳びを行うのですが…… 上手く認識してくれない様です。
 今度はランダム形状の一本橋を渡る、と云うデモ。足裏にあるセンサーでコースを認識し、転落しないように進んで走破します。最後は時間ぎりぎり、切れるか切れないかというところで兎跳びを一回確認。これが間に合ったかどうかがポイントに大きく影響しそうですが……。

 途中の画像認識でつまづいてしまい、うさぎ飛びがうまく行われなかったとの事。光の加減で上手くいかなかったのでは、とのことで、角度を変えて認識させたところ、上手く旗を追っての兎跳びを披露しておりました。しかし、これはううん、惜しいところですね実に。

40 333 ARES RND

 これは韓国から参加のチーム。上背はかなり、大きな爪と長い手足のロボットです。
 準備運動の後、爪にボールを持って脚で蹴る動作。そしてかなり高い姿勢から垂直ジャンプ風のうさぎ飛び。旋回しながらの歩行から、爪を開いて上体を支え、足をV字に開脚(逆立ちではなく、鞍馬のような動きです)、片脚立ちからのキックなどを次々と披露。ゆっくりとではありますが安定した動きで、一回も転倒せずに非常に安定したデモでした。

【予選編(3)】
【午後の部・2】

 さて、再び休憩のあと、14時40分から再開。
 41体目のロボットから、予選再開です。

41 78 AerobattlerPENTO なぐ

 さて、肩幅が広がり脚も伸びて、なにがなし逞しくなったペントの登場。胴体に内蔵した大型スピーカーで、今日も元気におしゃべりします。
 脚のスプリング(スプリングバードシステムだそうです)で負荷を軽減しつつ、気合の入ったのか抜けたのか判らない声を上げつつ、連続ジャンプから兎跳び。左右への体のぶれを吸収しながらの高速歩行などを次々披露。ひだりみぎひだりみぎひだりみぎひだりみぎとかなり叫んでます。
 最後は、指先のセンサーでの検知と攻撃を披露。再び気合を入れての叫びとともに攻撃を披露しての演技となりました。

 脚への負荷を軽減するためのスプリングと云うのはあまりなかった構造ではないか、との西村委員長のコメントがありました。

42 320 ナガレブラック フラワー戦隊 ナガレンジャー

 地元長井市から登場のロボット、黒いロボット・ナガレブラック。膝の部分が非常にユニークな形をしています。中にサーボが入った、円形になった関節のようなもので繋がっているんでしょうか? 膝の回転を利用してのスムーズな兎跳びから、連続しての歩行、完全に寝っころがった姿勢からの倒立を繰り出し、見事な動きを披露しました。
 膝のあたりの構造、もっとじっくり見てみたいものですね。しゃがんだままの上体で膝が上下するあたりは、なんとも不思議な感じでした。ふしぎふしぎ。

43 329 ダイナ0 萩原直広

 フラットな胴体を持つロボット…… いや、両腕じゃなくて、頭と尻尾がついているんですね。恐竜型ロボットです。ゆっくりした動作で左右ににじるように歩き、前後に倒れた際の、首と尻尾を使っての起き上がり、横に倒れた場合は首と尻尾を両方使って起き上がるとの事。
 何もない状態で尻尾をうねうね振っているのがなんとも可愛いこのロボット。「恐竜型では世界初」と云う兎跳びを最後に披露し、10秒ほどを残して終了となりました。

44 122 コヴァ専用かじろう ナベ☆ケン

 なんだか体操服っぽい格好をしたかじろう。なんだかいたずらものっぽい顔が書いてありますが、相手に正面を向けたままの横歩きから、前方後方への兎跳び、蛇行しながらの前後方への走行、横歩きなどを繰り出します。前方ではちょっと転んでしまいますが、それを除けば安定しての動作。
 胸にセンサを搭載しており、つっつかれると自動的に防御姿勢に入るなどを披露したのち、最後は一発芸を繰り出しての終了となりました。

45 322 うどん粉 東京工芸大学ロボット研究会

 KHR-2ベースでしょうか、むしろ名前の理由が非常に気になるうどん粉です。後方起き上がりから歩行、ちょっと転倒してしまいますが、その後腕を後ろに組んでの兎跳び、その後は低速での兎跳びを披露。やっぱり体が後方に流れていくんですね。
 旋回しての前転後天、片脚を上げてのローキックから腕立て伏せ。最後にもう一度兎跳びを披露し、几帳面に時間を使い切ってのデモでした。

46 191 繭 Project MAGI

 次の次の選手が見つからない(その後、順番を繰り下げて登場)と云う動揺の声が会場に飛び交う中、それはともかく。MAGIチーム、二番手・繭の登場。操縦者がロボットと同じ格好をしているのがポイントと云う女子型ロボットです。
 倒れてからの起き上がりから、うさぎ飛び。細かい旋回をしながらの高速移動を披露し、其の後は。びしり、びしりと腕の伸びる、なんだか切れ味の鋭そうな盆踊りが展開。
 大きさの割に自重が軽いために、ファイトではスピードで強みを出していきたい、との由でした。

47 154 くまたろう 引間奈緒子

 完全にぬいぐるみにビルトインされているロボット、くまたろう登場。黄色い顔に黄色い服、黄色い傘も持ってます。
 まずはばさっと傘を広げ、わくわくと歩いています。爪先にアタッチメントがついていて、傘を固定している様ですね。ぺったり脚をつけた起き上がりから、なんか必死っぽい兎跳び。見かけ以上に小刻みで鋭い歩行から、最後はハンカチを取り出して挨拶… が、ハンカチがうまく引き出せないままとなります。
 可愛らしくも一部鋭い動きのデモ、終了となりました。

48 307 YG.旋風丸 Dr.GIY

 今回はヨコヅナグレート不知火に変わって、新型ロボットが登場です。白いボディに、クリアな緑色のパーツが非常に印象的。
 両腕に持っているのは、なぜかハエ叩き。しかしこのハエ叩きが、異常な鋭さで振りかざされます。びゅんびゅん唸りかねない勢いで。鋭い動きで振りかざし、規定演技の兎跳びを披露。ただ跳ぶのではありません。前方に飛び後方に飛び、左右に体を振って飛び、体を振って旋回するなど、これでもかとばかりの兎跳びぶり。パワーの不知火に対し、機動性の旋風丸と云う風情ですが、しかし動きの鋭さと止めの格好良さは兄貴分譲り。
 非常に切れのいい動きと機動性を披露した、新顔の韋駄天ロボット。機動性の高いロボットは操縦者の腕がダイレクトに出る分野、決勝での動き目が非常に楽しみです。

49 210 リティ Toin Phoenix

 赤いボディのリティは、トーインフェニックスの新型、プティよりも大幅に大型化したリティが登場、なんと身長60cmに達する大型ロボットです。オレンジのぼんぼんを両腕につけて、細かいダンスを披露。大きなボディを支えるのは膝と腰、膝のサーボにはファンを搭載し、冷却を図っています。
 さてなんかゆるやかな動作で踊り続けるリティですが、残り30秒で歩行を開始。旋回中に一回点してしまいますが、残り10秒でうさぎ飛びが出ません。大丈夫でしょうか… タイムアップと同時にうさぎ飛び。ううん、非常に微妙なタイミングなんですけども。

50 119 HRF-A03 石井 英幸

 黒いフレームに、目が赤く光るロボットHRF。旋回しつつ兎跳びを行いますが、ばたばた飛んでいる最中にリングからちょっと転落してしまいます。
 膝のサーボが二重化されている部分、片方は、を支えるというよりも、足先を持ち上げるように動作することで、歩行に貢献しているとのことです。なるほどなるほど。ゆっくりしてはいるものの歩行も披露です。

51 5 マジンガア 光子力研九所

 コンビニの店員さんも知っていたマジンガア、ここで登場! 左腕には長年の夢、とうとう念願のロケットパンチを搭載。もっともロケット噴射で跳ぶわけでも、そもそも本体から離れるわけではなく、マジックハンド模様に腕がのびーる構造なわけですが、うしろには噴射炎のモールドがあったりして雰囲気満点。
 これをパンチモーションと組み合わせ仮想標的を撃…… って、これアフロの時に出てきたメタボリックファイターじゃないですか。

 規定演技でも、これまた堅実な兎跳びを披露。足裏の数箇所に感圧センサーを装備し、これを使って機体の状態を検知し、姿勢を制御しているとの事。起き上がるロボットから転ばないロボットへのシフトと云う、なんだかそんな感じですねー。

52 8 ARIUS スミイファミリー

 今回はお父さん一人で登場、かっこいい突起物を頭部に装備したアリウス。頭の突起の根元には、色とりどりに光るLEDが新規武装。足回りの部品を新型に換装し、機動性をさらに増して動いているとのことです。
 また、突撃タイプの技に加え、上体を振ってのさまざまなパンチ技を披露。つつかれても倒れない対衝撃性能、高く飛ぶタイプと高速前進するタイプの二種類の兎跳びを連続披露していました。

 決勝に進んだ場合もお父さんの操縦になるとのこと。違う意味でなんか楽しみです。

53 227 舞夢 知的成魚

 「30関節ロボット」と云う舞夢、ぐりぐり腕や脚を捻りながらの歩行のあと、兎跳び用意。なんか体の全面に何かつけていると思っていたら、兎の耳だった様です。腕で兎耳を解除し変身… と云うのがちょっと引っかかってしまい、製作者さんが解除した後、兎跳びを披露。ちょっと転んでしまいますが、大きいだけあって転んだ時のダメージが痛そうです。
 その後登場したのは、ロボット用のバイクというか、モーター搭載のキックボードのようなもの。ロボットを乗せるのは人力ですが、ロボットが自分でバイクのアクセルを踏んで前進/停止。前進を連携させて、史上初のバイク用ボードによる推進を披露しました。おおう。

54 301 Wimbledon Lee Je Yong

 こちらも韓国から参加のチーム。頭にテニスボールの乗っかったウィンブルドンです。「テニスのできるロボット」とのことで、腕にはテニスラケットを装備。サーブっぽい動きからフォアハンド、バックハンドと、テニスっぽい動きを披露。片方の腕にはものがつかめる構造になっていて、そこにボールを持たせてのサーブの練習も行います。
 ラケットを手放してからは、普通になにげなく兎跳びを披露。歩行のあと、自分で段差のある表彰台に登って頭を下げ、メダルを首から提げてもらう、と言う動作を見せておりました。

 韓国から観戦に来た子供達もこられているとの事。一週間あちこちでロボットを見学している旅とのことでしたよ。楽しそうだなあ。

55 188 WegweiserII 内村 紘士

 ちょっと剥げた塗装、リアルロボットな感じの外見が渋いウェーグヴァイザー。歩行から起き上がり、兎跳びに移行しますが、これは途中で倒れてしまいます。着地したときに膝の反動が強すぎたりとか、そういう感じなんでしょうか。高めに跳ぶ別モーションの兎飛びも披露、こちらは安定して着地しています。
 ちょっと安定性に難のある感じですけども、

56 192 九共大-疾風 九州共立大学メカエレ工房

 九州共立大のロボット、非常にスマートなデザインのロボットです九共大疾風。倒れた状態から「悩ましい起き上がり」を披露。なんかちょっとくねってます。
 正面に相手を向けたまま旋回し、周り込みでの突き。足裏で踏ん張っての、体重がかなり乗った突きを放つなど、安定のいい動き目を披露。
 腕をうまく使っての兎跳びを難なくこなし、安定したデモとなりました。

57 207 MYRO Myongji Robot

 さあ、すごいのが登場です。第七回大会で猛威を振るった大巨人マイロの新型です。
 横歩きからのっしのっしと力強く歩行。ちょっと転倒してしまいますが、腕や脚は思ったより細い感じでしょうか。
 大重量にも関わらず、兎跳びも難なく披露。目に見えてはっきり判るほど浮いています。最後はなんとリングを離れ、人が二人、両手で持った板の上にマイロを乗せます。人がそのまま板を持ち上げ不安定に傾けても、自動でバランスを取り転落しません。サーファーのような手つきと重心移動で、たくみにバランスを取っています。

 なんでも今、韓国ではロボットの大型化が進んでいて、マイロは逆に小型化する事で機動性の強化を狙っているんだそうです。
 これで小型化って、どんな世界なんだろう……。

58 286 インペリアル 千葉工業大学総合工学研究会

 先ほどのマイロとは打って変わって、小型軽量ロボット、インペリアルの登場です。軽量なだけあって動きの素早さ鋭さは見事なもの。兎跳びも難なくこなし、前転後転、それに側転と、簡単にこなしていきます。また段差3cmの階段を登り、最上段から前転で着地。さらには連続で前転を放ち、ぐるんぐるんと移動していきます。
 身軽すぎてリングから何度も転落してしまいますが、見事なデモでした。

59 11 プティ Toin Phoenix

 こちらはGP組、ユニークな動きのプティです。おなじみラジオ体操の動作から、人間くさい動きを見せる柔軟体操などを次々と披露。関節の柔軟さと自由度の高さはかなりの面白さです。膝関節が逆に曲がるのは、相変わらず気持ち悪くてかっこいいですね。
 全身をさかさまにして、脚を回転させる蹴り。おお、前まではブレイクダンスと言っていましたが、今度はカポエイラなんですね。最後は各種兎跳びを披露、時間ぎりぎりまで使い切っての予選デモクリアとなりました。

 さて、ここで19体終了し、最後の休憩に入ります。
 予選デモ、残るはいよいよ15体です。

【予選編(4)】
【午後の部・3】

 さて、16時から午後の部が開催となります。審査員と西村委員長から、ここまでの中締めのコメントを頂いた後、最終組15体に突入です。
 ちなみになぜかここで、長井市作成のお酒が登場していました。ロボ・ワンカップとの由。限定600本なんだそうです。

60 294 バイオロビンソン 吉田ロビンソン

 スペシャルで面白い動きを見せたバイオロビンソン。しかしええと、これはなんなんでしょう。背中に巨大なアームというか、オプションパーツを搭載というかおんぶしています。片方はセンサー、もう片方がキャノン砲だそうなんですけども。デモ開始直後、パージされたオプションパーツは、歩いて自力で退去します。なんだったんだろう。
 本体はダッシュを試みますが、安定がいまひとつなのかちょっと途中で転がってしまいます。攻撃モーションの最中でも転倒してしまいますが… 起き上がるときに、胴が前向きに折れているのが見えますね。
 最後は時間ぎりぎりに兎跳びを披露し、予選でも終了です。

61 339 WR-13 GARUDA チームマリモト

 オレンジの外装のついたロボット、ガルダ。仰向けに倒れた姿勢から起き上がりますが、これは手足が非常に長い、かっこいいロボットです。足裏が非常に小さいにも関わらず、きびきびと歩きます。歩行中にちょっと転倒してしまいますが、これは随分とスマートな動きですねー。
 腕と脚を曲げての兎跳びは、非常に綺麗な動き。腕立て伏せは片腕と両腕両方。足首が前に傾いて、ちゃんと足裏をついた状態で腕立て伏せです。最後はリングぎりぎりまで飛ぶバック転を披露。踏みとどまるかどうか、と云うところですが惜しくも落下してしまうものの、これは非常に格好良いデザインですね。
 足裏の寸法は、人間で180cmだとすると足裏30cm相当との事。ううん、スリムですね。

62 325 Reon 浜松工業高等学校 知的制御研究部

 Reon、ちょっと歩行して礼のあと、デモ開始。ちょっと動いたところで、しかしちょっと不安定に転倒。倒立して両腕で体を支え、足を開いた上体でぐりぐりと全身。その後は小刻みながらも兎跳びを披露、ちょっとした攻撃モーションを披露し、最後に倒立から両腕を広げ、一点倒立に挑む…… も、転倒してしまいます。ちょっと惜しい終了でした。

63 74 ナガレホワイト フラワー戦隊ナガレンジャー

 さて、先行したナガレブラックに対しナガレホワイトの登場です。腕の先に爪構造を持つほか、軽量な感じのロボットです。
 まずは兎跳びを出しますが、製作者さんの横にいるお子さんからダメ出しが。手を使ったからダメなのか、と手を後ろに組んで再びジャンプ。「まあまあかな」とのコメントが入ります。
 膝まわりはブラックと相通じる構造で、膝ブロックそのものが回転する事で、うさぎ飛びを可能にしたとのこと。しかし膝のサーボは直前に故障してしまい、資格審査5分前に修理が終了したのだそうです。脚のネジが一本抜けた状態で資格審査を突破したとの事でした。

64 229 I-one I-one

 韓国から参加のI-one。メタリックボディが渋いデザインのロボットです。腿のあたりが盛り上がってますね。ダッシュしますが、しかしちょっと転倒。その次は引いたマットの上に逆立ちを行います。脚を伸ばしたままで倒立し、乗った板を持ち上げて、斜めに20度ほど傾けても、そのままの姿勢で倒立を維持しています。
 ついでゆっくり屈みこんだ姿勢から、その場ジャンプで兎跳び。さきほどのMYROも5kgと言っていましたが、このI-oneも重量5kgなのだそうです。この位のレベルが中量級なんですかね。
 因みに韓国語でも、兎跳びは兎跳びだそうです。

65 214 Tashiroid 田代 知弘

 白いロボット、タシロイド。機体全身に各種センサが搭載されており、足裏のスイッチが設置する事でデモが開始するとのことです。
 移動のあと、前後方からの起き上がりのデモと屈伸、横歩きから手先を使っての攻撃を披露して、デモ終了となりま…… あれ、兎跳びが無かった様な気がしますが、これは。

66 121 ローリングピラニ 法政大学電気研究会

 緑のロボット、ローリングピラニ。いつもはおかもちに乗って登場するピラニ、勢い良く手を振って元気よく登場です。兎跳びでその場ジャンプ、さらに床に敷いた本に飛び乗り、飛び降り。ゆくりとした歩行の後、連続パンチを披露。ちょっと前のめりに倒れてしまいます。
 最後は前方に一回転し、ひねりを入れて立ち上がる… ちょっと途中手が入りましたが)ローリングを繰り出して、締めとなりました。

67 312 栄君 山形電波csc

 さて、こちらも高校生さんチームでしょうか。KHR-1ベースなんでしょうか、栄君の登場です。歩きから上体を左右に振っての走行、屈伸風の動作からほんのちょっと兎跳び…… ううん、微妙にちょっと跳んでいるかどうかと云う感じですけども。
 ゆっくりした動作で旋回動作の後、ちょっとくたっと倒れてしまいます。最後は礼をいれて、終了でした。

68 338 Gumrear K.R.C.

 ガムリア、と読むんですねこれは。winCEを搭載したガムスティックスと言うボードを使っているのでガムリアと云う名前なのだそうです。
 発生した断線の影響があるらしく、前方立ち上がりの最中で停止してしまいます。今度は後方からの起き上がりの最中に、システムが落ちてしまったとのこと。LEDは怪しく光るのですが。
 起き上がりの最中に再度断線があったらしく、残念ながら再起不能。途中でのリタイアとなりました。

「ウィンドウズCEで動いているのは、何かこだわりで?」「誰も使っていないので」 その執念こそ良しですよね。

69 109 Combatiente 栃木県産技大ロボワン研究部

 赤いボディに、なにやら丸い黒い円盤が搭載されている、変わったデザインのコンバティエンテ。前に倒れてから腕立て伏せですが、なんか腕立てでつま先まで浮いてしまう、ものすごい豪快な腕立て伏せです。
 起き上がった後兎跳びに移行しますが、慎重ーにポーズを取って跳んだ… 拍子に、どうにも後方に倒れこんでしまいます。4,5回繰り返しますが、なんとも上手く行きません。バッテリが力尽きたのか、攻撃モーションや普通に立っている姿勢の中でも、倒れてしまっておりました。

70 178 Motor Doll Project Motor Doll

 マテリアルの色剥きだしのモータードール。複数個のマイコンを搭載し、分散制御して動かしているロボットとのことです。ロボットが重いとのことで、腕や脚を使った小刻みな起き上がり。脚をじりじり引きながら、ゆっくりした起き上がりですが、上手く行かず起き上がり中に倒れてしまいます。一種のレジュームのようなもなのか、ダウンした際にダウンする前の動作を記録していて、復帰した時に、ダウン前に行っていた動作を継続して行うのだそうです。

71 324 鍬丸 大同工業大学 ロボット研究同好会

 おお、これは… 瞳の紋章を搭載したロボット登場。ロボットにカメラと無線を搭載していて、見ている画像を、横にあるパソコンに無線で転送しているのだそうです。
 横のノートでロボットの視線の先のものが移ってますけど、ノイズの乗り方がいかにもそんな感じでかっこいいですねー。前方歩行、後方歩行から、匍匐全身を披露。なんだか転んだ時に、カメラが一瞬ノイズで一杯になるのがなんとも言えず。
 攻撃モーションから、腕をぐるぐる回して催眠術の構え。「兎跳びが飛んでいるように見えるー、見えるー」とかやってます。でもその直後、時間ぎりぎりに放った兎跳びは、議論の余地のない、ちゃんとした跳躍でした。

72 327 かみのやまR-06A テクノカレッジ郡山マイコンクラブK-LABO

 青い角、青い肩、黄色い胴のあたり。どこからどう見てもグフの皮をかぶったロボットです。攻撃というか突っ込みから屈伸に、さらには屈伸を改良したと言ううさぎ飛びへと移行。もう一度上段打ち払いみたいな突っ込みを放って、終了となりました。

 グフの皮は、発泡スチロールを削って作ったんだそうです。心配になるのは放熱ですが、エアフローはきちんと考えてあるみたいですね。

73 68 MAJOR まつしろ

 さて73体目、最後の選手はメジャーです。銀色のボディに、前方と後方からの起き上がり、ちょっと上手くいかない片脚兎跳び。サーボの故障などトラブルが相次ぎ、プログラムの書き込みが出来なかったものの、一回棄権を申請したあとプログラムの書き込みに成功したため、参加したとのことでした。

 「ここでダメだったら止めようと思っていた」との事でしたが、ここで予選参加の実績が出来ました。望みをつないで、予選73体。これですべて演技終了です。

【結果発表】

 予選73体の演技が終了、結果発表が行われます。
 予選1位通過はアフロ、2位はトコトコ丸、3位は大躍進、飛騨神岡高校のニュートリノX!
 4位は韓国の大巨人マイロ、5位は真紅の帝王キングカイザー。10以内は古豪メタリックファイター。謙虚な悪の華ブラックブレイド、地元パワーのナガレブラック。最強の腕マジンガア、その名に違わぬYG契風丸と続きます。

 今回は非常にレベルが高いとのコメントの中、ディスプレイには早くもなんと、明日の決勝トーナメントが発表になります。
 予選の最終結果を皆さんが回し見して、予選の結果をあれこれとコメントする中。懇親会に参加する人しない人、写真撮影をしつつ。明日に備えて三々五々、会場を退出して行かれました。
 かく言う自分は。たまたまX41Tにエクセルが入っていたので、三月兎さんとあれこれ打ち合わせつつ、リザルトデータの取りまとめを手伝っておりました。完成したデータを流してもらったおかげで、今日一日楽が出来た次第です。なんでも持ってくるものだ。
 作業しつつ今日の雑感を聞きましたが、時間が余っていたのではないか、前回までの課題「走る」に比べると、あまり兎飛びに遊びがなかったのではないか、との由でした。思うに、「走る」は二回続けての課題だったので、皆さん手馴れていろんなことを試す余地があったことや、兎飛びは関節やサーボに負担がかかるので、練習であまり繰り返し行われなかったであろう(走るに比べて床状態から受ける影響が小さい事を考えると、一回成功すれば繰り返し行う必要性はあまりありませんし)事を考えると、さらにプラスアルファまで狙う必要性を、あまり感じなかったのかも。と思う次第です。

 デモは1分30秒を超えたものや、少数ながら2分ぎりぎりまできちんと消化したデモもありましたし、時間をきちんと使ったデモは、やっぱり考え込まれていて内容も濃いと云う印象です。一点突破のデモも、凄い大好きなんですけども。きちんと計画されているデモは、内容そのものは基本的なものでも、すごくまとまったって言う印象ですごい良かったと思うので。

 あとは、予選でデモをやる主体はどこまでなのか、と言う認識もあるんじゃないかと思うのです。
 デモをやるのはロボットだけなのか、ロボットと製作者まで含めてのデモなのか(かけあいをしている方もいましたし)。その方向の極北は、やはりアフロだったんじゃないかと。観客まで取り込んでデモの範囲に取り込んでしまう事だと思うんですよね。ロボットを使って何かをする、と云う事を考えた時、ロボットと、それを取り巻く環境を、とても大きな範囲で見ていると考えると。やっぱり興味深かったなあ、と。面白い、と云うだけではなく、そう思いました。一点突破といえば、これこそ一点突破だと思います。

 さて自分、物珍しくも懇親会に混ぜて貰える事になり、皆して1/12ガンダムをいじりつつ、色々とお話をさせていただいた次第でした。

【決勝編(試合前)】
 結局、予選の夜は宿で皆さん、決勝用のモーション作って寝ない人あり、重荷から開放されて眠りに着く人あり。そもそも重荷を家に置いてきてしまった人もあり。かく言う自分は、原稿をアップロードしようとPHSと格闘しておりました。いやもうデータ転送がスピードの出ないこと出ないこと。

 深夜まで皆さん活動を続けて、翌日の朝。山形新聞にファイマンさんが載っている! と、いしかわさんニュースの話題が駆け巡ります。朝風呂につかりつつ、朝食。朝風呂に入ってロボットが見られるなんてなんて贅(以下同文)。
 朝食が三日間同じメニューだったらネタになるなあ(注:飛騨のケースで実在)と思ったんですが、さすがにそんな面白い事はありませんでした。

 さて、今日も送迎バスで選手の皆さんと一緒に会場入り。三月兎さんからまたデータを貰って、決勝戦の準備はばっちり。ロビーでは記念撮影を行います。きのうさんざん悪さをした、ガイ・フォークスの仮面を宿に置いて着てしまったのがやや心残り。

 朝10時。
 お客さんの入りは昨日よりも明らかにいい勢いです。台風接近もあり天候に不安はありますが、決勝ですし。楽しんでくださる人が多いと嬉しいですねー。

 ロビーにてうじさんと、階下の光景を望みつつ(手紙風)。

 10時40分。
 会場はなかなかのお客さんの入り。空調を下げるようスタッフの方の指示が静かに飛び交います。

「空調下げて。……違う、緞帳じゃない空調。涼しくして」

 ……なかなかやりますな。

 審査員の準備が整っていない、とのことで、やや延期が入ります。
 現在、オープニング待ち中。会場にはinfixさんの曲が流れる中ざわざわムードです。

 10時50分、オープニングイベント開始!
 長井バージョンのOP映像のあと、口上が述べられます。113台から決勝まで生き残ったのが32台、この中から最後の一体を目指しファイトが行われます。

 それはともかく、まずはミャノイもといマノイのデモから。昨日はイケメンくんブルーでしたが、今日はGIYさんカスタムの先行量産型、通称ミャノイがボールと遊ぶデモでした。

 「兎跳びは簡単すぎたかもしれない」と云う西村委員長の挨拶に続き、ルール解説。チャンピオンベルト返還と続きます。「優勝しますのでよろしくお願いします」と云う挨拶のあと。さていよいよ、本戦開始のお時間です。

【一回戦】

 さて11時! いよいよ試合開始のお時間です。
 一回戦はリング二つを同時使用する様子。かわりばんこに試合するみたいですね。

第1試合
×トコトコ丸 vs ○ivre

 さて第一試合から、いきなりこのカード。大御所登場、強豪と豪腕の対決です。いきなり仕掛けるイーヴ、一回転しつつの攻撃で容赦なくトコトコの後頭部を強打。1ダウンを奪います。少しはなれ、トコトコまる逃げて仕掛けます。頭突きを入れますが、攻撃は入らず。リング脇のトコトコ、危険な位置です。リング中央で接敵、戦闘が続行します。イーヴ、さらに強引に仕掛けて、めくるようにトコトコ丸ダウン。さらに立ち上がった直後、たちまちのうちに三撃目が入り、3ダウン連取。イーヴ、たちまちの圧勝!
 トコトコ丸が一回戦で消える、いきなり波乱の幕開けとなりました。

第2試合
×プティ vs ○YG.旋風丸

 GP組に加わったプティと、不知火の魂を受け継ぐ旋風丸。旋風丸の高機動ぶりに注目が集まります。ハエタタキの威力はいかなるものでしょうか。
 いきなり旋回し、横向きに近付く旋風丸。お互いしかしスリップが入ってしまいます。横から殴る旋風丸、しかしプティ後ろに回りこみます。両腕でぱちんと叩く旋風丸、ダウン攻撃に入ります。プティのスリップにハエタタキががんがん入ります。プティの後転キックをしかし、旋風丸回避。咄嗟の防御姿勢を取るのが上手いですね。
 旋風丸、左方からの一撃で1ダウン先取。プティ、何も無いところで転ぶなど、ちょっと力が弱まっています。右足が弱くなっているんでしょうか。
 プティ、なんとか復帰。後ろ向きに接近しつつ回転攻撃を仕掛けますが、旋風丸のバランスを崩せません。旋風丸もプティの重さを凌げないか、叩いた自分の方が転んでしまいます。
 旋風丸、ぺちっとちょっとハエタタキの先が当たったところで、プティがこてんとダウン。さらに起き上がったところに正面から両腕一度のハエタタキが入りますが、これはスリップとなります。
 丁度最後の一撃が入ったところで時間切れ。2-0で、旋風丸が駒を進めます。

第3試合
○繭 vs ×クロムキッド

 メインオペレーターであるお子さんが操縦する繭、対決するのはカマキリ状態の腕を持つ緑のロボット・クロムキッド。すれ違って交錯し、後ろを取るクロムキッド、アームを回転させながら攻撃しますが、繭が意外に大きく押し切れません。伸ばしたアームが服を押しますが… 二回目の攻撃で押し切ってダウン。服でダメージを吸収しきれなかったか、繭からダウンを奪います。

 両者交錯しての展開、スリップダウンが続く展開、しかし繭、頭突きを打ち込んで一撃、ダウンを奪い返します。キングカイザー風の起き上がりのクロムキッド、起き上がる際に頭上で腕をクロスさせています。腕で繭を押し切ろうとするクロムキッドですが、押し切れずゆっくりとスリップしてしまいます。両者交錯してスリップ、繭がなかなかスリップから復帰できません。
 クロムキッド、正面から突っ込みますが、両腕の合間に体が入るような形でスリップ。そうこうしているうちに時間切れ、両者1ダウン同士で延長戦に入ります。
 調整時間の後、延長戦に突入。延長戦は先にダウンを奪った方が勝利するサドンデスマッチとなります。

 延長再開。両者ダッシュで接近。回転しながら攻撃チャンスを狙います。クロムキッド、正面から仕掛けると、両腕の間に相手の体が入ってしまい有効打とならず。逆に腕を振っての攻撃を逆手に取られ、延ばしきったアームの先に、繭の腕先がヒット!
 バランスを崩しクロムキッド転等、繭の勝利となります。

第4試合
×RL03 Indra vs ○Metallic Fighter

 肩のマークも赤く輝くメタリックファイター、対するは赤黄のロボット、インドラ。メタリックファイター、突撃。インドラはゆっくりと様子を見ます。
 やおら突撃したメタリックファイター、まっしぐらに突っ込んで1ダウンを奪います。インドラが手先でつつくのに対し、メタリックファイター、バック転からかかと落としを放ち、さらに後転攻撃を放ちますが、スリップとされてこれはダウンと認識されず。
 「浅い」と云うレフェリー判断で、ダウンとはなりませんでしたが。何か深刻なダメージが入ったかインドラ、足首にトラブルが発生。立ち上がりが出来ません。テンカウントぎりぎりに、レフェリーにタイムを申請し、これで2ダウン目。
 2-0で調整タイムに入り、なんとかインドラ応急手当てを完了。試合再開、再びメタリックファイター突っ込みます。ダウン攻撃を仕掛けますが弾かれてしあい、メタリックファイター、リング間際まで跳んでいってしまいます。一度はなんとか復帰しますが再びリング脇へ、今度は復帰できずリングアウト。
 リング中央で立ち止まって狙いをすますインドラ、動いて動いて、と云うレフェリーからの声が飛びます。そこにメタリックファイターが突っ込んで両者スリップダウン、しかし不調がぶりかえしたのか、インドラ転倒から復帰することができず。10カウントでそのまま、メタリックファイター2-1での勝利となりました。
 逆立ちで勝利のポーズ、メタリックファイター勝ち抜きです。ちなみにインドラがおかしくなったのは腰とのことでした。

第5試合
×ナガレブラック vs ○WR-13 GARUDA

 ひときわ大きい拍手で迎えられる、地元チームのナガレブラック。対するは、手足の長いスマートなロボット・ガルダです。
 ガルダ、調子が良くないのでしょうか。立ち上がってのポーズから開始しようとしますが、動かす前に震動してしまいなかなか立ち上がれません。なんとか安定して試合開始。
 横歩きで様子を伺うガルダ、中央に前進しますがいきなりスリップしてしまいます。ナガレブラック、攻撃を仕掛けますが押し返されてしまいます。
 両者、大きさで言うとかなり違います。しゃがみこむように横突きを放ち、ガルダがまずはダウンを先取。自分も転倒してしまいますが、リングギリギリからなんとか復帰します。
 ブラックはガルダの足元を狙いますが、飛び込みの着弾が低いのか有効とならず。背後から近付くブラック、しかしガルダがスリップダウンしてしまいます。両者、位置の狙いあいで睨み合いが続きます。横をとったブラック、ガルダが先にしゃがみパンチで仕掛けますが凌ぎきります。
 ガルダ、起き上がってからちょっと安定性に欠ける様です。最後にナガレブラック、後ろざまに一撃を放ちますが、足元まで届かず。1-0、惜しくもブラック惜敗でした。

 うーん、スリップが続いたので、ナガレブラックが仕掛けられなかったと言う感じもしますね。ちょっと勿体無い感じでした。

第6試合
×MS-02 宇宙型アタモ vs ○I-one

 頭のプロペラも立派なアタモに対するは、MYROと互角に重量タイプ、5kg級のロボットであるアイワンです。
 アタモ、まずは突進。アイワン、狙いすまして長大な手足を伸ばしアタモに突撃。きりもみのように薙ぎ倒してまず1ダウン。さらに一撃を加え、早くも2ダウンを奪います。更に後方打撃を放ちますが、今度はアタモまでは届かず。アタモ、仕掛けが出来ません。起き上がり中にごろんと後方に倒れてしまいます。

 アタモ、どうしたんでしょう。起き上がることが出来ません。途中まで起き上がるんですが、最後にバランスを保つ事が出来ず。倒れてしまいます。10カウントが終了し、I-ONE、2-0での勝利となります。

第7試合
○ARIUS vs ×マキナ

 今日はお父さんの操縦です、青いロボット・アリウス。角の先はなにやらカブトムシみたいになっています。対するは千葉工業大のマキナ。アリウス、素早くリング中央へ進入。マキナはリング脇で様子を見るように、ちょっとゆるやかな動きです。
 リング中央のマキナ、その周りを円を描くように動き続けるアリウス。しかしぱたん、と何気なくマキナ、その場で倒れてしまいます。マキナはここでタイムを申請、まずはアリウスが1ダウンを先取します。
 相談しながら調整を行うマキナ、ちょっと深刻そうですが… あ、大丈夫そうですね。バランスが少しおかしいみたいですけど、大丈夫でしょうか、と云う声が。
 再開直後、いきなり開脚してしまうマキナ。アリウス、突撃から素早い横歩きで好ポジションに回りこみます。横歩きのスピードは、目を見張るほどの速さ。マキナも横歩きは安定しています。
 かかとを打ち込むマキナ、しかしなかなか動かないせいか、イエローカードが出てしまいます。そうこうしているうちに、アリウスのドリルヘッドが突っ込んで、ダウン1を奪います。
 タイムの1、ヘッドバットの1で、アリウス、2-0での勝利となりました。

第8試合
×Brownie04 vs ○MYRO

 さて登場、大巨人マイロ。しかし対決するブラウニーも中量級以上のロボットです。このウェイト差をどう縮めてくるのでしょう。
 まずは一礼するマイロ。リング中央で交錯、しかしブラウニー、いきなり転倒してしまいます。起き上がりざまに再び転倒。左足首のあたりが何か変な感じです。
 マイロの攻撃の前にブラウニー倒れてしまい、しかし両者スリップとして…… あれ、マイロ起き上がれない。起き上がれません。ここでマイロ、タイムを申請し、メンテナンスに入ります。
 なんとかしかし、マイロ復帰。試合再開します。つかつかと突っ込んだマイロ、いきなり真正面からダッシュ攻撃を仕掛け、吹っ飛ぶブラウニー、ダウンを奪われます。マイロ、起き上がれるかどうか心配されますが、なんとか起き上がり復帰。
 両者1-1となった展開。今度はマイロ、斜め後方に身を投げ出し、吹っ飛んだブラウニー、ダウンを奪われます。しかしマイロ、再びタイムを申請。マイロも2ダウンになってしまいます。

 攻撃でダウンを奪われるブラウニー、ダッシュ攻撃をするたびにタイムを申請してしまうマイロ。ここで両者2ダウンとなってしまいます。重いせいで電源やスイッチにトラブルがあるのでは、と行っているうち、マイロ復帰。
 今度は横向きに近付くマイロ、しかしブラウニー回り込むところを、叩き込まれたのはなんと美しい正拳突き。ものすごい勢いでリング外まで吹っ飛ばされ、マイロ3-2で勝利となりました。
 圧倒的な強さと、なにがなしの脆さを見せたマイロ。次試合以降での動向に注目です。

第9試合
○Neutrino X vs ×OmniZero.3

 飛騨神岡高校、美しいうさぎ飛びで決勝に駒を進めたニュートリノXに対し、力強く進化したオムニゼロの対決です。
 礼をするオムニゼロに、まっしぐらに突っ込むニュートリノX。X、ちょっと安定がまずいのか、姿勢を落とすたびにバランスを崩してしまいます。後方を取ったオムニ、のしかかるように一撃を放ち。両者不安定なところで一瞬停滞のあと、オムニがダウンを奪取。
 両者分かれて、の指示が飛び、間隔が空いたところで、ニュートリノ突撃してオムニを倒し、ダウンを奪い返します。しかしニュートリノ立ち上がれず、タイムを申請。

 復帰後、両者突撃しますが、オムニ後方、ニュートリノ前方にダウン。ニュートリノの攻撃が両者からみあう展開になり、ニュートリノがダウン確保として判定。2-2となります。

 中央で両者が激しくぶつかり合う展開。スリップし、分け、また突撃。しゃがんでのニュートリノの攻撃がオムニの足元に当たりますが、一瞬バランスを崩しかけたオムニ、前に手を突き出してバランスを回復。倒れるのを防ぎます。
 最後にニュートリノの突撃と、カウンターのオムニの突きがちょっとすれちがったところで、3分間の時間切れ。二度目の延長戦に突入します。

 両者、中身を開けてメンテナンス。インターバルが開けて延長戦となります。
 突撃するニュートリノ、オムニと絡みます。まだオムニの回転パンチが今回出ていません、狙っている様子は見えるのですが。スリップし起き上がった両者。ニュートリノどうしたんでしょう、ファイトの声の直後にスリップしてしまいます。
 オムニ、両腕を伸ばしての回転パンチを繰り出しますが、伸びきった腕先にニュートリノのカウンターがヒット。押し戻す形でオムニがダウンし、サドンデスでニュートリノXの勝利となります。

第10試合
○Cavalier vs ×R-Blue

 紅白のキャバリアに対するは、原型機Rブルー。一気に近付くRブルー、キャバリアは回り込んで迎え撃つ構えです。最初の仕掛けで自らスリップしたキャバリア、しかしこれで立ち上がる事ができなくなります。キャバリアがタイムを申請し、まずは1-0。
 「デザインは洗練されていますね」と、Rブルー、解説でいじられ続ける中、キャバリアは復活作業を続行。会場から電源再投入!とアドバイスの声が飛び、キャバリアは…… 完全回復ならずのまま、しかしそのまま試合は続行となります。
 リング脇で交錯し、キャバリアがスリップ。……あれ、仕掛けたRブルーもスリップして起き上がれません。タイムが申請され、同じ症状が発症したのか。やはり起き上がりができません。リングの違うところで実験したところでは、Rブルーが起き上がれる、と確認されたので、リングがどこかおかしくなったのかも知れません。
 と言うアピールの直後、再開。Rブルー、今度は違うところで転倒。やはり起き上がれなくなってしまいます。転んだまま歩き続けますが… リングの前方全部がおかしいんじゃないかと云う声が飛びますが、Rブルー、再びタイムを申請。
 お互いタイムのみで、ダウン数2-1と云う変わった展開から試合再開。Rブルー、しゃがんで脚を大きく上げるキック。これは外しますが、キャバリアがダウンしてしまいタイムを申請。
 お互いタイムだけで2ダウン同士、2-2となります。試合時間まだ1分を残し、両者サドンデス。リング中央で交錯し、振り下ろしを放つキャバリア。しかしRブルー、スリップしてしまいます。
 もうタイムはかけられません。どうなってしまうんでしょう…… 起き上がる努力を何度も何度も繰り返しますが、あと一ついま一歩で起き上がれません。ぎりぎりのところで粘りますが、どうしても起き上がりが出来ず。
 3ダウンを奪われ、と云うか失い、Rブルーが一回戦での敗北。「起き上がれないロボット同士はぶつかるというのは、滅多に見られない試合ですよ。いいものを見たんじゃないでしょうか」と言う解説の中、キャバリアが二回戦に駒を進めました。

第11試合
○九共大-疾風 vs ×T-9

 落ち着いた疾風と、ちょっとぷるぷるしているT-9。疾風は綺麗な中段突きで、疾風試合開始の直後、立て続けに2ダウンを奪取します。T-9、ちょっとバランスを失ってしまったか、不安定な歩きになってしまっています。しかし倒れないのですが。
 横突きでまっしぐらに突っ込んでいくT-9、しかし疾風はちょっと打点の横にいます。疾風の突きも打点は当たらず、体がT-9を巻き込むような動きとなります。
 今度はしかし疾風もスリップ、なにもないところで前後に倒れてしまいます。大丈夫でしょうか、累積ダメージでしょうか。スリップが続くせいで、ちょっと攻めあぐねているような雰囲気。疾風の中段突きはT-9に届かず、逆に両腕を振り上げたT-9、ダウン攻撃を当てて疾風からダウンを奪います。
 ここで時間切れ、司会開始直後に連続打撃を奪った疾風が、T-9を2-1で押し切っての勝利となりました。

第12試合
×T-Storm vs ○Black-Blade

 Tストームに対するは、頭が髑髏のブラックブレイド。細身の中型クラス同士の対決です。いきなり挑発から入るブラックブレイド、きびきび近付いて正面からダイブを放ち、あっと云う間に1ダウン。
 起き上がりに交錯しざま、今度は片腕を腿に当てて2ダウン目を奪います。大きな爪を生かし、次々と攻撃を放つブラックブレイド。両腕を突き上げるすくい挙げは回避されますが、ブラックブレイド、もう一撃ダウン攻撃で押し切り。同じ技? と云うレフェリーからの問合せがありますが、最後の一撃は、両腕を広げながらの言わば平泳ぎ突撃との事。これは違う技として認定され、3-0でブラックブレイド、圧勝となりました。

第13試合
○キングカイザー vs ×レトロ

 この組み合わせは、意外にも因縁の対決のようです。マルファミリーのキングカイザーと、スギウラブラザーズのレトロの対決。ダイナマイザーがまさかの予選落ちを喫した今回、レトロの躍進に期待がかかりますが。
 レトロ、まっしぐらに突撃。ものすごい横歩きで攻撃ポジションを、狙うというより幻惑するような動きのレトロ、対するキングカイザーは不気味な静かな動きで接近していきます。伸びる腕構造で、横向きの突きがさらにもう一段延びるのが危険な雰囲気です。
 ダッシュが早いだけあり、スリップも多発してしまうレトロですが、キングカイザーも狙いが絞りきれない様子。両者睨み合いの展開… しかしレトロ、何度目かのスリップから立ち上がれず。ここでタイムの申請となります。

 タイム中、キングカイザーの脚角度がちょっと話題となりますが、西村委員長によればぎりぎりOKとのこと。
 再開後、レトロが見事な前方一回転蹴り。キングカイザーを綺麗に押し飛ばして1ダウンをゲット。これで1-1の互角となりますが、レトロ、今度は後方回転蹴りを放ったところで、再び沈黙。タイムを申請します。
 レトロがタイムを申請し、これで2-1。ちょっと長めの調整となりましたが、なんとか復帰します。再開直後、接近するレトロ。しかしキングカイザー、レトロが背後を見せたところを見逃さず、すかさず突撃。後ろから突き飛ばす風情で3ダウン目を奪い、キングカイザーの勝利となります。

第14試合
○Wimbledon vs ×AerobattlerPENTO

 予選でテニス演技を見せたウィンブルドン、対するはパワーアップを果たした強化新型ペントです。こちらは先程、キャバリアとRブルーが苦戦したほうのリングでの試合。そんなわけで、リングの状態にもちょっと不安が集まります。
 なんか頭の横に絆創膏のはってあるペント。慎重な動きで、横方向へ突きを放ちつつ接近。腕を広げて攻撃を放ちますが、伸ばした腕先にウィンブルドンの攻撃がヒット。まずウィンブルドンがダウンを奪います。
 今度は回転しない正面突撃を放ったウィンブルドン、2ダウン目を奪い取ります。横突きでダウンしてしまうペント、ちょっと不安になりますが起き上がり。しかし起き上がり直後、ウィンブルドンの中段正拳が、ペントの後頭部、首筋のあたりにヒット。つんのめって吹き飛んだペント、押し切られて3-0でウィンブルドンの勝利となります。
「ペント今回はくちばしが取れなくて良かったですね」「そこは今回大変強化されてますね」とのコメントが飛び交っておりました。

第15試合
○マジンガア vs ×バイオロビンソン

 唸るか新兵装マジンガア、対するは大型バイオロビンソンです。両者リング中央で交錯し、様子を見ながらの仕掛けあいとなります。マジンガア、ちょっと起き上がりがおかしいんでしょうか。何かしようとすると後方に伸びてしまいます。

 マジンガア、伸びるロケットパンチを突きと同時に仕掛けますが、バイオロビンソンに届きません。何度か攻撃を放っているのですが…… バイオロビンソン動きません、動かないと、と言われているうち、タイムを申請。バイオロビンソン1ダウンとなります。
 再開後、両者正面から同じタイミングで突撃。これはどちらのダウンにもなりません。マジンガア、ラッシュを仕掛けますがダウンを奪う事ができません。起き上がり復帰し、またも同じタイミングでのぶつかりあい。

 しかしマジンガア、倒れた状態から復帰できません。うつぶせから腕を振ってあおむけに転びなおす事には成功しますが、10カウントはしかし止まりません。タイムアウトぎりぎりに起き上がりなおしますが、なんとか立ち上がったのはタイム申請の後。
 両者1ダウンのまま、試合再開。マジンガア、側面ダイブアタックを仕掛けますがこれは入らず。背後から近付くマジンガア、狙い済まして攻撃を放ち、時間切れすれすれに、後方から薙ぎ倒し、2ダウン奪取直後に時間切れ。
 マジンガアはスリップ扱いなので、10カウント以内に立ち上がれなければ、仕掛けたマジンガアの敗北となってしまいます。うつ伏せから仰向けに転びなおし不安を誘いますが、なんとか復帰。マジンガア、2-1で勝利です。

第16試合
×レイヤードX vs ○AFURO(A-Do Type10)

 アフロとレイヤードXの異色対決、今度のアフロは動きが軽快です。ヘッドスライディングみたいな頭突きで仕掛けるアフロ、腕と脚が入れ替わるレイヤードX、しかしダウンから復帰することができずタイムを申請。
 再開後、再びアフロ突撃。目前で挨拶モーションです。そしてくたっと転ぶアフロ。なにか深遠な意図でしょうか。レイヤードXが突撃しますが、二歩歩いていないという判断からダウンが奪えません。
 レイヤードX、スリップして再びタイムを申請。「アフロ、何もしないで2ダウンを奪います」などの声が飛びます。

 さて、ここで試合再開。アフロ、起き上がりはこの状況下でも確実です。レイヤードXはなかなか仕掛けられない状況です。リングぎわでの勝負が続き、両者からんで リング際でのダウン。もはやタイムのできないレイヤードX、自動起き上がりに駆けますが、リングぎりぎりと云う場所も悪かったか、かなり重そうな音を立ててリングアウト!
 3-0(うちタイム2)で、アフロの勝利となりました。

さて、午前の部でてきぱきと、一回戦十六試合、全試合の半分がスピーディに終了。みんなして屋台にむらがるお昼休みを経て、ここからは二回戦となります。しかしなんでまたメイドさんがいたんだか。
 それはともかく、リングの状態や起き上がりなどに、ちょっと不安の出た一回戦でした。さて二回戦にはどうなりますでしょうか。

 リング上は企業のPRタイム。六色のROBONOVAによるデモンストレーションが行われます。色が違うと、だいぶ印象が違うなあ。
 1/12のガンダムも、リングサイド脇に移動。ベスト16に勝ち抜いた戦士達を見守ります。ビームライフルかついで。

 協賛企業の紹介の次は、ROBO-ONE GPの紹介です。

【ROBO-ONE GP 特別試合】
○ダイナマイザー vs ×締切F

 ここでGP選手を代表して、ダイナマイザー&スギウラファミリーが登場。リング上でデモが行われます。お辞儀からサイドステップ、旋回しながらの移動や横歩き、片脚立ちの飛行機、匍匐前進、予選で繰り出せなかった後方兎跳びから悔しがりまで。
 さてどうやら、エキシビジョンマッチとして試合をやるようですが、相手は…… 締切F! 締切F!? 「(インプレスTVの)高橋さんの姿が見えない」とか、ロビーでちょっと評判になっていたんですが、なんかものすごいところで登場です。締切F、初の実戦投入じゃないですか。うわー。

 さて試合開始。問題の締切F、ゆっくりした動きで間合いを取りますが、ダイナマイザーが容赦無くびしばしと攻め込みます。何故かずっと背中を向けたままのダイナマイザー、後方浴びせ蹴りを回転しながら二回立て続けにヒット。二回のダウンを奪い勝利のポーズのダイナマイザー、最後は後ろ向きに走りよって裏拳を繰り出し、あっと云う間の3ダウン。
 初の実戦で圧倒された締切F、一方的に押し切られての決着でした。

 次のGPは11月3日、石川県での開催とのこと。
 GPの説明を終えて、本戦の続きに写ります。

【二回戦】

第1試合
○ivre vs ×YG.旋風丸

 さて最初の試合は、豪腕イーヴと新星・旋風丸の対決です。これは、超攻撃型ロボット同士の対決と言っていいでしょうか。両腕に長柄を抱えた両者の勝負や如何、です。
 両者、リング中央で交錯しすさまじい叩きあい。イーヴ、鋏のようにアームを交差させて一撃を放ちます。激しいぶつかり合いの両者、かちんちゃきんと、互いの得物や腕のぶつかり合う音が客席まで響きます。
 ダウンを奪った、と見えるも1ダウンと認められず、しかし起き上がれなくなった旋風丸がダウンを申請、時計が止まらないトラブルがちょっと発生。再開しますがやはり停止。ちょっと時間の掲示がおかしくなった様です。
 其の間に旋風丸がダウンを奪われ、2ダウンでの再開となります。背後を取った旋風丸、しかし小さいイーヴに有効な打撃を与えることが出来ません。スリップダウンし腕を振り回して起き上がりを図りますが、旋風丸しかし起き上がれず。タイムを取る事ももはやできず、旋風丸10カウントでの敗北となりました。
 3-0、ivreの勝利です。

 背が低い相手に、振り下ろし中心の旋風丸の攻撃がいまひとつ効果が出ませんでした。「イーヴはハエじゃない」と云う声が飛びます。

第2試合
×繭 vs ○Metallic Fighter

 続いてはメタリックファイターvs繭の対決。速攻で取りに行くでしょうか、メタリックファイター。まずは旋回しつつ両者読みあい、メタリックファイターの突撃は一撃目はスリップとして認められず、しかし直後のニ撃目で、リングから半分はみ出るほどの一撃、これでダウンを先取。しかし起き上がりで転落してしまいます。
 再開後、繭は肉薄まで間合いを詰めますが、攻めきることが出来ず。メタリックファイター、逆に回転攻撃を放ちます。頭からずれたところに蹴りが入りますが、これは打点がずれて有効にはならず。しかしメタリックファイターの落下に、繭の服の裾が巻き込まれ、審判がタイムを入れて両機を分けます。
 交錯の衝撃で、ちょっと膝パーツが欠けてしまった繭。再開直後、メタリックファイターの突撃はしかし有効とならず。立て続けに放った一撃には繭がカウンターをぶつけ守りきります。カウンターで攻撃は弾いたのですが、しかしその後のスリップから繭が復帰できません。さっき絡まった時に肘か腕がやられたのか、タイムを取って1ダウン、なんとか復帰します。
 繭2ダウンで再開、直後に繭、スリップして後方にダウン。もはや起き上がり不能と云う事で申告が行われ、ギブアップでメタリックファイターの勝利となりました。
 繭の損害は腕の骨折と膝の損傷との事。メタリックファイター、三回戦に進みます。

第3試合
×WR-13 GARUDA vs ○I-one

 長身ロボットと大型ロボットの対決、ガルダとアイワンの勝負となります。先程からあまり調子が万全とは言えないガルダ、トラブルなく動けばいいのですが。
 横歩きで間合いを計るガルダ、歩いている最中にバランスを崩しスリップ。なかなか起き上がれませ…… いや、起き上がりました。アイワン、後方から腰のあたりに突きを入れ、一瞬贈れてガルダが崩れ落ちます。

 10カウント前、タイムを取るように促されますが、シャフトが欠けてしまったという事で復旧不能と判断、ギブアップによりアイワンの勝利となります。

第4試合
×ARIUS vs ○MYRO

 ひそかに角先が二股になっている一番星アリウスと、リベット加工もかっこいい大鉄人マイロの対決。マイロ、ゆっくりと接近して突撃を放ちますが、これをアリウスかわしていきます。マイロは先程から激しい身投げ攻撃の連続で、ものすごい音がそのたびに響きます。ダウンによる蓄積ダメージに耐えられるかにかかってきそうですが……
 アリウス、マイロの攻撃の直撃を食らいダウン、起き上がりに苦労して起き上がったところに、すかさずカウンターが入って2ダウン目が入ります。マイロ、連続して突撃を仕掛け続けますが、がちんがちんとすごい音を立てて倒れ続けます。
 マイロ、最後は後方にもう一度ダウン攻撃を放ち、アリウスを圧殺。あっと云う間の3ポイント奪取で、圧倒的な勝利となりました。

第5試合
○Neutrino X vs ×Cavalier

 お互いちょっと本来の調子の出ていない、ニュートリノXとキャバリア。ニュートリノはぎりぎりまでの調整を乗り切っての登場です。
 試合開始。ニュートリノX、一気に突撃してキャバリアを押し切り、1ダウンをいきなり奪取。至近距離での絡み合いのあと、分けて再開。ニュートリノ、なにかしようとすると、後方へと倒れてしまいます。何か体が不自然に揺れていますが、大丈夫なんでしょうか。倒れるか倒れないかの不安定な姿勢で、ニュートリノ果敢に攻めます。キャバリアも腕を繰り出しますが、相手が間合いに入ってきてくれません。
 しかしなお起き上がりは可能。予選デモで見せた回転兎飛びで相手を押そうと試みます。頭だけリングアウトしてしまったニュートリノX、これでスコアは1-1となり時間はほとんどゼロ。
 ニュートリノがスリップした拍子に時間切れとなり、10カウント以内に復帰成功。スコア1-1のまま、ここで延長戦に突入します。

 さて調整の後、延長戦に突入。ニュートリノ、一気に突撃し、キャバリアも腕を振り回して迎撃します。背中合わせで交錯した両者、押されたニュートリノがダウン。これはスリップです。キャバリアの後方からの攻撃を、ゆらゆらしながら交わすニュートリノ。最後は倒れこむような一撃を放ってキャバリアを押し切り、ニュートリノ、ベスト8進出です。

第6試合
×九共大-疾風 vs ○Black-Blade

 学生チームvs悪人チームの対決、そんな感じの雰囲気で。疾風とブラックブレイド、細身のロボット同士の対決です。いつものように挑発から入るブラックブレイド、早い足運びでポジションを狙います。
 リング脇で交錯し、ブラックブレイドまず1ダウンを先取。立ち上がりに二発目を重ねますが、うっかり同じ技を出してしまい無効打撃となります。スリップ、いくつかの攻撃が認定されません。疾風の踏み込んでの打ち下ろしパンチがブラックブレイドに絡み、分けられます。
 分けて再開、ブラックブレイドニ撃目を放ちダウンを再び奪取。攻撃を続けるブラックブレイドに、疾風うまく攻めていけません。踏み込んでの突きは鋭いのですが、がちがちとブラックの爪が相手とかする音が響きます。
 両者、リング中央で交錯しスリップ。時間切れぎりぎりに疾風、ブラックブレイドに一矢を報いてダウンを奪い返しますが、決着は2-1。ブラックブレイドの勝利となります。

第7試合
○キングカイザー vs ×Wimbledon

 赤い皇帝キングカイザー、第二の試合。一回戦で格闘も強い事を証明したウィンブルドンとの対決に臨みます。慎重に接近した両者、まずはリング中央でダッシュ攻撃が交錯。キングカイザー、中距離から伸びる腕を打ち込んで牽制しますが、なかなか届かず。しかし両腕を突き出してののしかかりで、まずは1ダウンを奪います。
 無理なく起き上がるウィンブルドン、一回転してのあびせ蹴りを放ちますが、とっさにしゃがんだキングカイザー防御。しかし両腕を上げての突撃を浴びます。のしかかられて二秒ほどは耐えますが、重さでダウン。キングカイザー、2ダウン目を奪われます。
 両者ダッシュ攻撃の応酬となる対決。キングカイザー、後方から身をひねって背面飛びに突っ込み、2ダウン目をゲット。これで2-1となります。
 リング際まで追い込まれたウィンブルドン、残り時間ぎりぎりに反撃の一撃を放ちますが、これはダウンとは認められず。2-1でキングカイザーの勝利となります。

第8試合
×マジンガア vs ○AFURO(A-Do Type10)

 イロモノ対 いやそのええと、マジンガアとアフロの勝負です。ちょっと元気のなかったマジンガアと、やけに元気のあったアフロの対決。GPでは何度も見た対決ですが、これはどう展開していくのですが。
 「アドは一位通過ですからね。一位通過一位通過一位通過ですから」 妙にプレッシャーかけられてます。リング中央で両者、ダッシュ攻撃の打ち合いでスリップダウン。アフロ、大きな頭でのしかかりますが、マジンガアに当たりません。
 アフロ、頭突きが入ります。弾き飛ばされたマジンガア、リング脇で起き上がりきれず転倒。1ダウンをアフロが先取します。
 再開後、ファイト! の一言の直後、ころんと横に転んだマジンガア。なんとか回復したところ、なんとアフロが前転して回転攻撃を放ち、マジンガアを押し出してリングアウト! アフロ、2ダウンを奪います。
 最後はアフロがスリップしたところに、マジンガアがマスタースレーヴで腕を振り回していた所、なんとバランスを崩しリング脇から後方に! マジンガア転落して3ダウン、なんとアフロ、マジンガアを一方的に下しての勝利です。

 コメントは「アフロの禁欲に負けました」  ……いや本当にそう聞こえたんですけど、あとの解説を聞いていたら「金欲」だった様です。ううむ。

【ランブルボール】

 さて、今回はランブルのかわりに新競技が行われます。ロボサッカーを改変して登場の新競技、【ランブルボール】。
 詳しいルールはやりながら説明を、って、ええー。試合は3分ハーフ、ランブルをしつつサッカーをやる、とのこと。4vs4でサッカーボールをはさみ、試合を行います。一回戦の敗者による試合のはずですが、なんかダイナマイザーが混ざってますね。
 相手を倒した場合、10カウント以内に復帰できなければリングアウトになる、との事。なんだかボールをそっちのけにして押し合いへし合いが続いています。
 アリウス、ドリブルの最中で転倒。やはりボールが絡まない勝負になっています。「両チームともキーパーはつけない作戦ですね」そういえばいませんね。あ、なんか床に部品が取れています。青いのが。
 誰もがノーマークのゴール前にボールだけが転がっていきますが、追いすがるダイナマイザー追いつかず。ネットに絡んでしまっています。

 ここで時間切れ、3分ハーフ。ルールが変更され、ボールに絡んだ選手のみ攻撃可能、となります。
 いきなりRブルー、見事なキックで押し込みます。ウィンブルドンが戻そうとしますが、いきなり団子状態に。アリウス、ボールのすぐ脇を横歩きで通り過ぎてしまいます。アリウス、壁際を横歩きで押し込んでいきます。ゴール前で、ボールを置いてもみあいへしあいの展開。倒れているのは旋風丸でしょうか、体でボールをブロックしています。ダイナマイザー、ゴール前でボールを蹴り、外したボールを自ら逆サイドに廻ってゴールへ。なんかアリウスがゴールにからまっているところに、見事に命中しました。
 西村委員長の「いまいちですねー」と云う声と、コート上でてんで勝手にアピールしはじめるロボット達。あとでベスト8機による対決も行われますよ、と云う予告をはさみつつ、ランブルボール終了となりました。

【三回戦】

 さて、ランブルボールからちょっと間が開いて14時50分。ベスト4を決定する三回戦が開幕となります。

第1試合
○ivre vs ×Metallic Fighter

 イーヴに対するメタリックファイター…… 森永さん、なんか会場の後ろのほうで話し込んでいます。「森永さん、森永さーん?」と云う呼び出しの声に、メタリックファイターを抱えて急遽登場。

 さて、長い腕が主な武器のイーヴと、多彩なダッシュ技を持つメタリックファイターの対決ですが…… まずはリング中央で、交錯してスリップ。ちょっと距離を置いて睨み合い。
 ものすごい音でイーヴがブレードを振りかざし、リングに当たって凄い音がしますが、しかしメタリックファイターからダウンを奪えません。間合いが開くとイーヴがやや有利でしょうか。腕を振りかざしてメタリックファイターを押しのけ、余勢でリングアウトするほどの一撃でまず1ダウンを奪います。
 復帰直後、イーヴ再びダウンを奪います。えびぞりながらヘッドスライディングのように突撃するメタリックファイター、しかし起き上がりざまに腕先を振り回しての一撃を貰い、再びリングアウトするほどの勢いでメタリックファイターがダウン。
 3-0でイーヴ、メタリックファイターを下します。

第2試合
×I-one vs ○MYRO

 さて、今度は韓国勢同士の対決! サイズも戦法も非常に似通ったこの二体、両機あわせて10kg超の重量級対決です。
 開始直後、互いに礼からスタート。一寸様子を伺いつつ、真ん中へ。マイロ、いきなり両腕を突き出しての突撃で、アイワンを吹き飛ばします。アイワンはリング脇で横突きを繰り出し、しかし鋭い一撃ですが命中していきません。
 離れてちょっとの睨みあいから、アイワンがやや積極的に攻撃を仕掛ける展開。マイロは背中を向けて様子を伺い、背面から突撃。これはがちりと命中はしますが、ダウンを奪えません。
 マイロ有利のまま、お互いに横正拳の打ち合い。今度はアイワン、開始直後に突きを打ち込み、マイロ、リング外まで転落。吹き飛びすぎてリング下、クッションも何もない処に落ちてしまいます。時間切れぎりぎりのところでアイワン、前転攻撃を放ってマイロを倒しますが、これはしかしぎりぎり時間切れでカウントとならず。1-1のまま、延長に突入となります。
 両者、調整をキャンセルしての延長戦突入。睨み合いからアイワン、バックアタックを仕掛けますが、マイロの横ぎりぎりを掠めます。回転攻撃を何度も放ちますが、マイロ、間合いを外して回避し続けます。
 横突きが上手く入っていかないマイロ、横から両者接近して聞きます。最後は背面飛びに飛び込んでマイロ、アイワンを押しのけてリングアウトするほどの一撃がヒット。延長戦を制し、韓国勢同士の対決はマイロの勝利となりました。

第3試合
×Neutrino X vs ○Black-Blade

 さて、何故か学生チームを下してくるブラックブレイド、対するニュートリノXは調子が戻ったか心配になります。……やや不安定ですが、兎跳びで高速旋回を繰り出すなど、ニュートリノX、やや調子を戻している様です。
 ぐるぐると回転しながら様子を伺うブラックブレイド、まずは足元すれすれに入る一撃で1ダウンを先取。爪で仕掛けるブラックブレイド、方向転換ジャンプ中のニュートリノに仕掛けて入りますが、有効打として認められません。
 普通に歩こうとするとだいぶ不安定なニュートリノ、ブラックブレイドが挑発を連発しますがスリップしてしまいます。ブラックブレイド、足元を狙うダウン攻撃で2ダウン目を狙いますが、同じ技と判定されてダウンだと認められません。
 ニュートリノ、正拳突きを繰り出しますが、触るくらいでヒットできません。1-0で制していたブラックブレイド、しかし時間ぎりぎりにリング脇でスリップダウン。3分の時間が切れても、自力復帰できなければ勝ち名乗りは上げられません。
 ……しかしここで、立ち上がりに失敗。リングアウトしてしまったブラックブレイド、これによってスコアは1-1となり、ロスタイムでの失点のような扱いで、2分の延長戦に突入します。

 延長戦。電池交換して両者、準備を整えます。格段に動きの良くなったニュートリノ、一気に仕掛けていきます。ブラックブレイド、背後を取って様子を伺います。
 数秒後、両腕をクロスさせてブラックブレイド、背後から一気に突撃! ニュートリノを倒し、これでサドンデスの試合を制します。

第4試合
○キングカイザー vs ×AFURO(A-Do Type10)

 さてなんか、すごい勝負になってきました。キングカイザーvsアフロ、このカードは想像していませんでした。
 リング中央で一気に突撃する両者、キングカイザーの突撃攻撃がアフロと重なりますが、首筋あたりに飛び込んだキングカイザーの攻撃がヒット。アフロ、まず1ダウンを奪われます。
 しかしキングカイザーが攻撃に入ろうとした一瞬に、アフロの頭がのしかかるようにヒット。押されたキングカイザーが倒れ、スコアは1-1に戻ります。素早くなったアフロ、旋回しつつ回り込み、キングカイザーのダッシュ攻撃をたくみにかわしていきます。
 キングカイザーの攻撃に、先に攻撃を重ねキャンセルするアフロ。好勝負が展開しています。アフロは、先程見せた、両腕をついての回転攻撃までも披露。しかしアフロがとことこ歩いているところに、キングカイザー横合いから体重をかけてヒット。2ダウン目を奪います。
 2-1となり、リング脇間近での押し合いの展開。最後にアフロ、回転攻撃を放ちますが、2-1でキングカイザー勝利のまま時間切れ。
 文字通り生まれ変わったアフロ、獅子奮迅の活躍でしたが、さすがにキングカイザーには及ばず。皇帝が実力通り駒を進めます。

 しかしこうですね。アフロからダウンを奪った時の、マルさんの全身でのガッツポーズがものすごく印象的でした。
 ううん、確かに今年のアフロは強かった。(逆説的な理解の仕方)

 宇宙大会絡みの話が、ちょっと休み時間に流れています。
 ロシアのロケット会社を使って打ち上げるつもりだったけど、事故があって以来、ちょっと怪しいとの事。いや僕もあのニュース聞いてこっそり心配してたわけなんですが。そこで人工衛星をJAXA経由で打ち上げる事も考えて、8月末までに申請を行っているんだそうです。
 ただJAXAの試験は非常に厳しいので、その辺はon PCでのシミュレーションなどを繰り返して克服していきたい、とのことでした。

 さて、準決勝開幕。 なんと緞帳の向こうからリングアナ登場。そしてロボットと製作者は観客席後方、花道からの登場となります!

【準決勝】

第1試合
○ivre vs ×MYRO

 長柄の持道具を両腕に構えた、辛い小兵のイーヴ。韓国から来た鋼鉄の大巨人マイロ。一番の小型と一番の大型、とんでもないほどの体格差の勝負となります、これはどうなるんでしょう。
 のしのし進むマイロに、慎重なイーヴ。まず突撃するマイロですが、イーヴうまく回避していきます。なんとイーヴが腕を伸ばした瞬間、マイロが真正面から突撃。まるごと薙ぎ倒されて1ダウンを奪われます。しかしマイロが歩いているところに、イーヴ、分銅のように腕を振り回し一撃! マイロ、立ち上がりに人の手が入り、ダウンを失います。
 慎重に接近する両者、伸ばした腕がいきなりマイロの胴体にまっしぐらに突っ込んで、マイロ2ダウンを失います。リング脇で戦っていたイーヴ、ちょっと動作に誤りがあったか、リング脇で一回転したあと転落、これで2ダウンとなります。
 しかし油断も隙もないイーヴ。マイロが背後を見せたところに、今度は後ろから腰のあたりに槍の穂先ががっしりとヒット。重心を押されてマイロたまらず吹っ飛び、3ダウンを失っての敗北となりました。
 3-1でイーヴ、マイロを下して決勝に進出。さすがに大きいマイロ、小さい相手には大きさを生かした戦い方を出し切れず、イーヴの勝利となりました。

第2試合
×Black-Blade vs ○キングカイザー

 皇帝キングカイザーと死神ブラックブレイド、似通った能力と安定した性能を持つ、高性能ロボット同士の対決となります。突撃攻撃と腕での攻撃をバランス良く繰り出す両者、どういう対決になるのでしょう。
 まずは挑発から入るブラックブレイド、キングカイザーとリング中央で交錯。伸ばした腕でブレイドの腰のあたりを小突きますが、これは有効とならず。しかし隙をついた一撃を突きこみ、キングカイザーまずは1ダウン先取。
 腕を絡めての突撃がぎりぎり体をかすめ、ブラックブレイド、ダウンを奪いきれずスリップ。何度かバックアタックを仕掛けたブラックブレイド、何度目かの後方攻撃の際、攻撃のタイミングを読まれてキングカイザーにカウンターされ、2ダウン目を奪われます。
 今度は中距離での横突きの繰り出しあい、お互い間合いを少し切り替えたかと思うと、一気に突撃してきます。キングカイザー、最後はいきなり両腕をついての浴びせ蹴りを繰り出して、ブラックブレイドを圧倒。
 似た構成と似た技をお互い繰り出しあう好勝負だったのですが、しかし終わってみればキングカイザー、ブラックブレイドを3-0、押し切ったスコアでの勝利となりました。

【三位決定戦】
○MYRO vs ×Black-Blade

 さて、大巨人マイロと死神ブラックブレイド、三位決定戦に挑みます。このクラスの相手が敵であれば、マイロの能力が生きてきそうですが…。
 先に仕掛けたのはブラックブレイド、しかしマイロに弾かれてしまいます。俊敏に動くブラックブレイドが、マイロの周りを廻ってポジションを探す展開。マイロ、カウンターを打ち込んでブラックブレイドを吹き飛ばし、ダウンを奪います。横突きでもモーションが大きいマイロ、まるで突風のように、ブラックブレイドを巻き込んで吹っ飛びます。
 立ち止まったマイロは倒せないのでは、と云う声が飛ぶ中。しかしブラックブレイド、下からめくるように突撃し、マイロの腰を下から突いて薙ぎ倒します。1ダウンを奪い返し、なおも果敢に突撃しますが、動くまじきは重量差。何かするたびに弾き飛ばされてしまいます。
 最後はブラックブレイド、マイロの横突きに薙ぎ倒され3ダウン。3-1でマイロ勝利し、第三位はマイロとなります。

【決勝戦】
×ivre vs ○キングカイザー

 極端なほど特化した性能を持つ超攻撃型ロボット・イーヴと、バランスと安定性に優れ、多彩な引き出しを持つ正当派ロボット・キングカイザー。タイプの違う強豪同士の決勝戦です。
 イーヴ、ファーストコンタクトでいきなりキングカイザーを押しのけ、1ダウンを先取! 腕を振り回していきますが、この振り回した腕をしかし、キングカイザーしゃがんでやり過ごしてみせます。カイザーの頭上をイーヴの腕がびゅうんと旋回してゆきます。
 キングカイザー、反撃で1ダウンを奪い返し、今度は背面飛びに海老反りに突進、イーヴを巻き込んで倒し2ダウンを奪取。複雑に絡まったロボット同士、レフェリー権限で止めて分けられ、2分02秒を残して再開となります。

 再開後、両者リング中央で交錯。キングカイザーの突撃を槍を伸ばしてかわすイーヴ、後方回転蹴りも前に歩いて打点を外して見せます。まるで爪を回すようにして回転するイーヴ、横方向にスピンしながら転がり、起き上がります。
 全身の重みを乗せて斜めに振り下ろす、大上段振り下ろしのような一撃を、イーヴ何度か放ちますが入っていきません。今度はまるで、ゆっくりとのしかかるように、両腕の爪を伸ばしたイーヴ。そのままキングカイザーにのしかかり、体重を乗せてゆっくりゆっくり押しのけて、2ダウン目をもぎ取ります。

 ここでラスト10秒のコールが入り、両者2ダウンのまま延長戦に突入。レフェリーと両選手とで慎重な打ち合わせが行われ、並行して調整が行われます。
 2分の調整とテストのあと、決勝戦再開。

 真ん中に突撃する両機、キングカイザー、回転キックをいきなり放ちますが、これは間合いが遠い。リング脇で両者、交錯します。キングカイザーは次々と回転蹴りを放ちます。つぎつぎとかわすイーヴですが、最後は伸ばした腕がキングカイザーの回転蹴りにつかまって、地面に押し付けられます。攻撃を切り返された格好で、これがラストダウンとなりました。

「残念ですけど、前回3位、今回2位。次回こそは優勝したいと思います」(ゆさん)
「Jクラスで次男が優勝させていただいて、今日は長男が優勝させていただいて、私は本当に幸せ者です」(マルさん)
「前回はベスト32でしたけど、今回は優勝できて嬉しいです」(マルさん息子さん)

 試合直後のコメントは、皆さんこんな感じでした(不正確だったら申し訳ないです)。

 さて、このあとは。第二次ランブルボールとなります。

【ランブルボール】

 さて、今度は第二次ランブルボール。ベスト8進出ロボットによる試合が行われます。
 相変わらずどっちがどっちなのか、チーム分けがよくわからないところが、ちょっと困っちゃうわけですが。

 さて、今度はメタリックファイターのキックオフにより試合となります。ダイナマイザーなど、ベスト8ではないロボットがちらほら見えますが…… なるほど、出られない選手のリザーバーなんですね。
 アフロとメタリックファイター、ブラックブレイドあたりは赤、マイロとダイナマイザー、Rブルーあたりは青チームのようです。
 ボールが絡んでるのか絡んでないのか、よくわからない格闘が続きますが、とにかく激しいぶつかり合いです。何かコートを破って転落してしまったのでしょうか。がつんとか言う鈍い音が聞こえてきます。
 どうやらシュートを脚で決めると3点のようですね。ブラックブレイド、キーパーがいないところに蹴りを放り込み、3点を確保。ここで前半ハーフが終了、コートチェンジとなります。

 後半からはキングカイザーがリングイン。開幕いきなりのシュートでぎりぎりを狙いますが、まだこれはポストに嫌われたと言ってもいいくらいぎりぎりに。
 ディフェンスとしてボールを守るのは大巨人マイロ。激しい飛びざまに、ゴールを巻き込んでコート内に引き込んでしまいます。相手方キーパーのRブルーの不在に、なにやら一斉にゴールに迫るロボット群。最後はアフロが隙を狙った一発を、マイロがちょろっと手先を伸ばして弾き、見事にブロック。歓声が巻き起こる中での決着となりました。

 さて、最後は総評と、お楽しみ皆さんへの賞と賞品が配られます。

 会場でずっと威力を発揮していた1/12ガンダムは、マルファミリーの皆さんの手元へ届く事になります。
 そして最後は、西村委員長からの挨拶により〆。今後の方針が語られます。次回大会からの重量別クラス分けや、来年夏を目指してのランブルボールの競技化、JクラスのROBO-ONEへの統合と、地方での大会からの、ROBO-ONE決勝への出場権などを考慮中との事。
 前年の飛騨や、今年度の長井など、日本中の色々なところで、ロボット技術が早く進化して、もっと役に立つロボットの世界が早く来ることを、ROBO-ONE委員会では願っています、との事でした。

 次回第十一回大会は、東京での開催。
 …後楽園ホールでの開催となります!

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